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雷おこし薫子の詩集

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雷おこし薫子が書いた詩を集めましたわ。
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2022年3月の記事一覧

詩『また月曜日』

また月曜日だ 繰り返しやってくる 私に断りもなしに 手紙を書いてみても 小説を書いてみても …

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詩『神は細部に』

神は細部に宿るわ だから諦めてはいけない 妥協してはいけない 許す限りの時間をかけて 描き続…

詩『遅れてもいい』

少しくらい遅れてもいい そんな気持ちで生きている 私は生きている? あなたは生きている? 聞…

詩『目を瞑れば』

目を瞑れば見えてくる 世界の端に浮かぶ島 そこに住まう人々は 甘い林檎の汁をすする 記憶は定…

詩『弾丸のように』

弾丸のように飛び込む 世界に波紋が満ちる 波動は鼓膜を揺らし 音として伝わる みんなが私…

詩『美味しいもの』

美味しいものを食べよう 体の奥底から元気が湧いてくる たとえばアップルパイ 甘くて香ばし…

詩『意味があるなら』

意味があるなら書き続ければいい 価値があるなら書き続ければいい 何が意味あるものなのか 何が価値あるものなのか 私には分からないけれど きっとあなたが教えてくれる あなただけが隣にいてくれる 答えを求めて探し回るよりも 全てはあなたの中に存在する 41日目 雷おこし薫子より

詩『何も見えない』

何も見えないほど 何も聞こえないほど 閉ざされた夢中世界において みんなが嬉しそうな顔を…

詩『急に忙しく』

急に忙しくなったり 何も用事がなかったり 毎日はめまぐるしく変わる 世界は変化を常として…

詩『選ばれた者』

選ばれた者と選ばれなかった者 選べた者と選べなかった者 全ては選択の中にある 何かを選ぶ…

詩『ひりつく』

ひりつくような冷たい風が 私の横を通り過ぎていく 冬のどんよりとした灰色の雲 静まり返っ…

詩『誰にでも言い分がある』

誰にでも言い分がある 全ての行動には理由がある まずは話を聞こう そして情報を集めよう …

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詩『私が思い描く』

私が思い描く無限の想像世界 あなたが暮らす反転夢中世界 聞こえない音は無視をして 見えな…

詩『自分の考えほど』

自分の考えほど 当てにならないものはない 人の考えは全て偏見だ 真の正解があると妄想している 人の数だけ考え方が存在する 人の数だけ世界が存在している 人がいるからこそ世界は存在する 宇宙は観測者ではない 宇宙は観測者を必要とした 観測者は人だ あなたは観測者だ 48日目 雷おこし薫子より