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【アニメ感想】恋愛プロップスで学びたかった恋心

恋とか愛ってなんなんでしょうね…

このアニメのテーマは「恋または愛とは何か」だと思うが、うーんという気持ち。 

私自身、恋とは何か愛とか何かと聞かれた際の答えは持ち合わせてない。なのでテーマに沿ったアニメだったのかと聞かれたらうーんとなってしまうのだ。


あらすじ

主人公柏樹朝は学校への登校途中、様々な災難にあう。その災難で出会った少女たちは同じ学校に通う者たちであった。最初は気まずい思いをするが段々打ち解けていき、放課後には一通のラブレターが入るくらいに。
少女たちとの出会いから始まる朝の新しい日常。



感想

を述べる前にまだ視聴していない人はぜひ見てきて欲しい。出来れば7話まで耐えて欲しい。

前半はご都合主義のラブストーリー、後半は鬱シリアスと高低差の高いアニメなのである。

私もよく見る実況者がたまたまつなぎの雑談でしていて興味を持ったアニメだ。鬱展開大丈夫なら是非見て欲しい。



以下ネタバレ

冒頭で恋とは愛とは?と述べたように少女が主人公との恋に落ちていく話である。1人ずつ掘り下げてくれるのでキャラの深堀もできるし、どこで恋に落ちたのかわかりやすい。

だが、私はそれは恋に落ちた瞬間なのか?と思ってしまうのだ。好きと認識する瞬間ではあるが、好き=恋なのかと疑問を持ってしまう。


まぁ、納得できないという事ですね。



7話以降は展開も変わり、主人公は現実に打ち塞がれる。ずっと一緒にいた彼女たちがいなくなって落ち込む時間も長い(尺的に)。私はうだうだされるのが嫌なので、はよ立ち直ってヨシノさん(研究所の人)と一緒に彼女たちがいなくなった原因を探りに行けよ!と思う。だって彼女たちのこと大切に思っているんでしょう?


10話11話でも「先に行って!」という彼女たちに対して「でも!」「だって!」と何度も立ち止まる。 これに対しても、うるせぇ!彼女たちが食い止めてくれてる間にお前は目的に向かって走り続けろよ!と思ってしまう。

食い止める側の彼女たちは好きだ。好きな人のことを思って頑張る。ヒロインの半分は強さなんてないが、それでも主人公のことを助けるために強大な敵に立ち向かう。こちらもありきたりな展開だが頑張ってる人のことはついつい応援したくなってしまう。


12話では、あい(真ヒロイン)が「私のことは忘れて前に進んで!」と朝に伝えるシーンがある。私のことで苦しんでるから、それを見てられなかったのだろう。

でも、その必要はない。だって朝はあいのことが好きなんだから。好きな人の思い出を消そうとしたら自分の今までがなくなってしまう。朝も「それじゃダメなんだ!」と伝えてくれて良かったと思う。セリフもかっこよかった。





結局このアニメの感想はタイトル通りである。
感想を読み返すと、怒っているように見えるがこれでも毎週楽しみにしていたアニメである。鬱展開だよと知っていたのでとてもワクワクしながら見ていた。

そして、私にとっての恋愛の教科書はまだまだ探していきたい。


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