十年前のデビュー作『太陽のあくび』が新表紙でよみがった！

　私のデビュー作『太陽のあくび』が、新しい表紙に変わって大重版されました！　めでたい!!
　応援してくださった皆様、本当にありがとうございます!!

　私のデビューは十年前。ということは、十年の月日を経てよみがえったのです。なので表紙の雰囲気もずいぶん変わりました。

　だいぶ現代的に生まれ変わりましたね＾＾
　

　ちなみに、デビューの際の表紙はこちら。
　電撃文庫の反対をいく、シンプルでインパクトのあるデザイン。一般文芸をかなり意識したようです。流行も十年経つとずいぶんかわるものです。
　

　十年作家を続けられたのも本当に有難いことですが、十年も前の作品がいまだに愛されているのはもっと有難いことです。

　第十六回電撃大賞「メディアワークス文庫賞」を受賞しデビューした当時は、２４時間生放送のテレビ通販番組はとても珍しいものでした。その舞台裏を描いたのも、審査員の目を引いたようです。（メインの舞台は、愛媛の小さな村の少年部ですが）
　テレビ通販というと、「でも、お高いんでしょう？」「いえいえ、今ならこれも、これも、これもお付けして税込み一万円！」「ええー、すごーい」「お電話はいますぐ！」みたいなお約束のやりとりで、なんとなく胡散臭いというイメージでした。実際私もテレビ通販の仕事を紹介されたときは躊躇してしまいました（出版社倒産で求職中）。でもこれも縁と飛び込んで、さらにそれが縁で作家になるとは……、人生って面白いですね。

　電撃のホームページにまだ私のでデビュー時のインタビューが載っていました。ちょっぴりネタバレも含まれますが、まだお読みでないかたはぜひ。
　私自身これを読んで初心にかえり、それを忘れないよう再度誓いました。

受賞作についてのインタビュー

　これからも頑張って素敵な物語を紡いでいきますので、今後ともよろしくお願いいたしますｍ（＿＿）ｍ

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