ファッションの種類

僕たちは何のために服を着るのでしょうか。

服の機能のひとつに「所属の表明」があります。

自分がどのコミュニティー、社会階層、ヒエラルキーに属しているかを示す機能です。

分かりやすいのが「制服」です。
その制服を着るだけで自分の所属を示すことができる。

僕たちは人を外見で判断します。
そのうち大きな要素を占めるのが服です。
僕たちは仕事、趣味、恋愛など様々なシーンで服を着替え、自分が何者であるかを伝えています。


ファッションの種類

男性のファッションは、大きく3種類あります。

⑴ビジネスファッション
⑵オシャレファッション
⑶モテファッション


⑴ビジネスファッションとは「スーツ」のこと。

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スーツスタイルで失敗しないコツは個性を出しすぎないこと。

明確なルールがあり、正解不正解がある世界です。

サイズ感や丈の長さが体にあっていなければなりません。


ビジネスで大事なのは「信頼感」を感じさせること。

歴史やルールを知っていて「正しく」スーツを着こなすことで、風格と知性を示すことができます。


ビジネスファッションはフォーマルなものですが、その中でもフォーマル度が高いものとカジュアル度が低いものに分けられます。

フォーマルな順に4種類があります。

①スリーピース 
②ツーピース
③単品ジャケット+単品スラックス
④シャツ+単品スラックス


職種や業種によってどこまでのカジュアルが認められるかは様々ですが、カジュアルであってもルールがあるのが「ビジネススタイル」です。


スーツスタイルは誰が着てもカッコよくなる、まさに男の「戦闘服」です。しかし、サイズ感にルールがあるため、体型補正の余地はあまりありません。
誰が着てもカッコいいけれど、やはりスタイルのいい人が似合う服装です。

スーツの発祥であるイギリスでは、硬めの生地でタイトめに仕立てます。
イギリス紳士達はこうしたスーツを美しく着こなすために体を鍛えたのです。

ビジネスファッションを着こなすためには服のルール、リテラシーを身に付けると同時に自分自身の身体を管理することが欠かせません。


⑵オシャレファッション

服好きのファッションピープルがいるのはこの分野です。

正解不正解がなく個性を出すことが目的。
好きな物を好きなように身に付けて大丈夫です。

毎期、目まぐるしく入れ替わるトレンドの波にいかに乗れるか、ある種競い合いのような世界。
ジャンルも様々あり、それぞれのスタイルがあります。
アメカジ、キレイめ、ヨーロピアントラッド、古着コーデ、ストリートなどなど。

自分がどんなスタイルを「カッコいい」と感じるのか。

「自己表現」であり「自己発見」、「自己実現」でもあります。



⑶モテファッション

僕が仕事としてやっているのがこの分野。

女性にモテるためのファッションを提案しています。

フォーマルなビジネススタイルと比べたら、カジュアルという意味ではオシャレファッションと同じです。

違うのは「誰のためか」です。

「自分のため」に着るのがオシャレファッションだとすれば、「モテたい女性のため」に着るのがモテファッションです。


自分が好きなものを着て「自己表現」するのか、女性に好まれる服装をするのか。

これは正解、不正解の話ではありません。

また、「オシャレファッションはモテない」と言っているわけでもありません。自信を持って好きなファッションをしている人は異性から見ても魅力的に映るでしょう。


「モテファッション」とは?

「モテるファッション」とはなんでしょうか。

そもそもの前提として「オシャレ」=「モテる」ではありません。

「あの人おしゃれ!好き❤️」とは普通ならないでしょうw

いるとすれば、ファッションオタクです。



では、女性は男性の何を見ているでしょうか?

着ている服?

いいえ。それ以上に本人がかっこいいかどうかを見ています。

その上で着ている服を見て加点、もしくは減点しているのです。




「結局顔かよ!!」


そんな悲痛な声が聞こえて来そうですw


ご安心ください。ちゃんと説明しますのでw


恋愛という場面において男女とも本能的に相手に求めていることがあります。
それは、「生殖に適しているか」です。

好みやタイプは人それぞれですが、本能的に女性が男性に求めているのは、「健康で有能」、つまり生殖の相手としてふさわしいかです。

恋愛市場においては、まず外見でそこを判断されます。
しかも、理性ではなく本能ですので判断は一瞬。
覆ることもありません。

モテファッションコーディネートでは体型補正のテクニックを使って本人がカッコ良く見えるようにスタイリングします。



もとからモデル体型であれば補正は必要ありません。
それこそ、何を着てもサマになります。

そうではない、僕たち大多数の男にとっては、着たほうが良いもの、着ないほうが良いものが存在します。

僕はお客様の体型を見て、
・身長を上げる
・小顔に見せる
・細く見せる
・足を長くする

などの体型補正を施しています。

いわゆる、雰囲気イケメンとはこのことです。
遠目に見たときに、頭身バランスが整っていてイケメンに見える。

このスタイリングを「モテファッション」と呼んでいます。


目的に合わせたファッションを


3種類のファッションを紹介しましたが、これらは様々なシーンで使い分けるものです。

仕事の時はビジネスファッションで信頼を勝ち取り、休日は好きなファッションで自己表現。
そしてデートの時は最大限魅力的に見えるモテファッションを。

これらを使い分けられてこそ大人のTPOをわきまえていると言えるでしょう。


モテファッションのコーディネートはこちら↓

https://www.timeticket.jp/items/126374/


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