マガジンのカバー画像

おすすめの書籍

17
小説やエッセイ、漫画、絵本などおすすめしたい本について書いた記事をまとめていきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

芝選書のおかげで読書スピードが加速した話

2023年に私が読んだ小説の数は合計で9冊でした。 9冊というのは少ないようにも感じますが、ほかにも(韓国ドラマをマメにチェックしつつ)エッセイや実用書、漫画なども読んでいたことを考えると、まぁまぁな数なんじゃないかなと思います。 たったの9冊で「まぁまぁな数」と言ってしまっている私ですが、2023年の12月に「年間3万冊の新刊を吟味する男」という異名を持たれている株式会社有隣堂の書籍バイヤー・芝健太郎さんに直接選書していただくという、貴重な体験をしてきました。 有隣堂

毎日投稿やめます宣言

毎日投稿172日目。 タイトルの通り、毎日投稿をやめることにしました。 今後は不定期で投稿するスタイルに変更します。 家のことや自分の体調を優先するためです。 172日というのはかなり中途半端な気がしますが、5ヶ月以上は続けられたので、自分を褒めてあげたいと思います。 ここまで頑張って続けることができたのは、読んでいただいた方々、スキをしてくださった方々のおかげです。ありがとうございました。 これまでは無理矢理ネタを絞り出す日々でしたが、毎日投稿をやめることで生まれる

私のカメラロールの中にあるかわいいもの

毎日投稿168日目。 益田ミリさんの本「かわいい見聞録」を読んでいたら、私も自分がかわいいと思ったものを振り返ってみたくなりました。 とりあえず身近にあるiPhoneのカメラロールの中から、探していきたいと思います。よろしければお付き合いください。 では行ってみましょう。 ラテアートカプチーノのラテアート。カフェではカプチーノを頼むことが多いのですが、ほとんどのお店がハートのラテアートを作ってくれるので、ほっこりします。蓋を開けたらラテアートが出てきたりすると本当に嬉し

最近共感したこと

毎日投稿148日目。 日々、わかる〜!と共感することってたくさんあると思うのですが、メモなどで控えておかないと、すぐ忘れてしまいませんか? 私はほとんど忘れてしまうので、最近どんなことに共感したか、忘備録として書いておきたいと思います。 「三千円の使いかた」という小説を読んで、お金の使いかたについて考えさせられ、節約意識が芽生えるほど影響を受けたのですが、特に共感したのは、解説を担当された垣谷美雨さんが書かれていた内容でした。 それは学生時代からの友人であっても、大人にな

小説から知らない漢字を学ぶ

毎日投稿166日目。 先週末に買った『#真相をお話しします』を読み始めたら、面白くて2晩ほどで読み終えてしまいました。 長編小説だと思っていたのですが、5本の小説が収録されている短編集でした。 1作品40〜50ページ程度のボリュームなので、すぐに読めてしまいます。 つまらない作品だったら、1作品読んだだけでそのまま積読状態になってしまうことが多々ありますが、これは面白くて次の作品も読みたくなってしまうような本でした。そして、長編よりも短編のほうが止まらなくなってしまうと

品川駅に行くと本が増える

毎日投稿164日目。 皆さんはお気に入りの駅はありますか? 私の最近のお気に入りは品川駅です。 通勤圏内というわけでもないのですが、休日に電車で出かけた時に、ちょっと遠回りになっても品川駅に立ち寄ることが多くなりました。 私が特に好きなのは駅ナカの商業施設「エキュート品川」です。 品川駅は新幹線の乗り換えがあるため、駅ナカが充実しているのはご存知の方も多いと思うのですが、改札を出ずに買い物ができるというのが本当に便利なんです。 私のお目当てのお店は、デルフォニックス

益田ミリさんのエッセイにnoteのヒントをもらった

毎日投稿135日目。 今回はいま読んでいる本がnoteのヒントになったよというお話です。 読んでいる本は「タイムトラベル世界あちこち旅日記」。イラストレーターの益田ミリさんが1987年〜2019年に出掛けられた世界の旅を振り返るエッセイです。 「すーちゃん」シリーズや「僕の姉ちゃん」シリーズなど、益田ミリさんのコミックエッセイが好きで読んでいたのですが、文章中心のエッセイはあまり読んだことがなかったので、本屋さんで気になって手に取りました。私は手に取ったら買うというマイル

神戸が私を呼んでいる。

毎日投稿103日目。 今回はただ神戸に行きたいという独り言です。 今年の春頃からインクやガラスペンにハマり出したのですが、文具屋さんのインク&ガラスペンコーナーで手に取った『メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談』という小説を読んだことがきっかけでした。 神戸が舞台の話で、小さな洋館で万年筆の修理をしている店主のもとに、さまざまな悩みを抱えた人たちが万年筆を持って訪れるという内容でした。 小説を読んで、モデルになったと言われるお店「Pen and message.」に行って

韓国ドラマにハマった私が読んだ韓国語学習本

毎日投稿97日目。 今回は私がこれまでに読んだ韓国語学習関連の本をご紹介したいと思います。 2019年に韓国ドラマにハマってから、頭の中が韓国一色になりました。 ドラマを観ていると、「オモニ=お母さん」「アボジ=お父さん」「ハルモニ=おばあさん」「ヨボ=夫婦のお互いの呼び方」「ヨボセヨ=もしもし」など、自然に覚えてしまう単語もありますが、もっともっとコトバの意味を知りたいと思うようになり、語学系の本を買うようになります。 これまでに購入した語学系の本はこちら。 ヒチョ

手にとったら買うというマイルールのせいで積読本がどんどん増えていく

毎日投稿96日目。 著者がどなただったか忘れてしまったのですが、以前に読んだ本で「本は手にとったら買え!」と書かれていたコトバを受けて、わりと忠実に守っています。 そんなわけで、本屋に行くとついつい本が増えてしまいます。 昨日も3冊買っていました。 最近は電子書籍も気になったらすぐにポチってしまうし、積読本や読みかけの本がたくさんあってなかなかヤバい感じになってきました。 自分が何を買ったか認識しておくためにも、最近どんな本を買ったかご紹介したいと思います。 佐久間宣行

伝わる技術が使われている曲を探してみた。

毎日投稿93日目。 ライティングや日々のコミュニケーションに役立ちそうな本を読んでみました。 コピーライターの方が書かれた本で、伝え方には技術があり、コツをつかめば誰でも伝わるコトバを考えることができるというものです。読みやすいし分かりやすいし、面白くて一気に読めました。 心に響く「強いコトバ」をつくる技術の1つとして、リピート法というものが紹介されていました。 繰り返すことで相手の記憶にすりこみ、感情を乗せる技術です。 ヒットソングにはこの技術が使われていると書かれて

ライターの必需品

note毎日投稿を始めて9日目を迎えました。 これまでライターらしい投稿ができていなかったので、今回はライターの必需品をご紹介しつつ、普段気をつけていることについて書きたいと思います。 用字用語辞典 ライティング、編集、校正をする際に表記に悩む時は必ず参考にしている、私のマストアイテムです。 正しい表記や商標登録されているもの、誤用されやすい言い回し、使ってはいけない表現など、ライティングをする人は知っておくべき用語が載っているので、1冊持っていると安心です。 私の場

大人にプレゼントしたい絵本

皆さんは最近絵本を読みましたか? 私は数年前からじわじわブームが来ていて、気に入った絵本を見つけてはちょこちょこと買っています。 今回は子どもにはもちろん、大人にもプレゼントしたい本をご紹介したいと思います。 『うるうのもり』(絵と文:小林賢太郎)人里離れた森のなかで暮らす「うるう」と少年の友情物語。 元ラーメンズで劇作家・パフォーマーの小林賢太郎さんの演劇作品『うるう』をもとに作られた絵本です。 舞台も泣きましたが絵本も感動しました。是非舞台の映像とセットで観てほしい

宮崎駿氏が子どもの頃に読んだ本を読んでみた

皆さんは本を選ぶ時、何を参考にしていますか? 私は芥川賞や本屋大賞などの大きな賞を取った話題作ももちろんチェックしたくなりますが、本屋さんのポップアップや帯を見て気になった本を買うことが多いです。 「アメトーーク!」で読書好きの芸人さんが本を紹介していたら読みたくなりますし、新聞や雑誌で著名な方の書評を読んで決めることも。 特に憧れている人が読んだものはチェックしてみたくなります。 頭の中を覗きたい気持ちが強いのだと思います。 ですので、自宅の本棚を紹介する特集があった