ひとつの区切りの時が来て 何か新しい事への希望が出てきます
今までの様々な出来事を振り返って
作者は描画したのだと思います
折れ線グラフの様に見える
山の頂の形は 楽しかった時の
想い出の線なのでしょう
辛く苦しかった時の線は
深い谷底の形をしている気がします
作者はその複雑に交差する日常と
そこに発生する大小の
喜びと憂いをこの一枚の絵の中に
描き出しています
色味はダークカラーで
感情を押えた色になっています
更に各面には
その時の思いを乗せた色が 静かに
現われていると感じます
涙形をしたしずくは
これまでの想い出をなぞって
最後の頂に立つ 自分の姿に重ねて
いるのかもしれません
ひとつの区切りの時が来て
何か新しい事への希望が出てきます
そんなワクワクする
気持ちにさせる作品です
画面の大半に
セラミックスタッコを塗り
線の部分は竹串などで削り取り
イエローオーカーで彩色します
絵画講師 若林 薫 評
「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
スキ・コメント・フォローなど頂けますと創作活動の励みになります。
よろしくお願い致します!」
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