東京の桜

駅までの道に桜並木があると知ったのは引っ越してからで、それ以来桜が咲くのを楽しみに待っていた。

なんだかほろ苦い初恋青春小説が始まりそうですが、残念ながら始まりません。
初恋も青春も平成一桁台に置いてきた人のいまが始まります。
需要は限りなくなさそうだけど、信頼できる友達からブログを書いてみればいいのにと言われ「書くことがそんなに好きなわけではない」と言ったのにその数か月後にやっぱりブログを書いてみればいいとまた言われたので、書いてみることにしました。
これといったテーマやカテゴリは設けずに、電子版日記みたいなノリで書きます。
面白いことを書こうとは思わないけどネットの海に流す以上はどこかの誰かが読んでいるかもしれないという視点は失わないようにしたいと思います。
電子版日記「みたいな」と書いたのはそういう理由です。厳密には日記ではない。
そのうち自分でも思わないような方向に流れるかもしれないけどまぁそうなったらそうなったで。

上京してきた春、大学の入学式のため、九段下の駅から武道館に向かう坂道を登りながら見た千鳥ヶ淵の満開の桜と、お堀の土手の満開の菜の花に、大学の入学式に来てくれた両親と一緒に感激したのを覚えてる。
それ以来、東京の桜の開花宣言がいつになるかというニュースを聞くと、あぁ今年の入学式の頃にはもう散っているかもしれないな、と入学式の日の桜を思い出す。
2019年の東京は昨日開花宣言。

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