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黄金郷エルドラドの世界へ
ボゴタ
エルドラド空港に到着したのは午前11時ごろ。コパ航空というパナマの航空会社のフライトでロサンゼルスから約6時間半、パナマ乗り換えで2時間弱という旅程で到着した。ボゴタ空港の名前がエルドラド国際空港だとは予習しておかなかったため、エルドラドとコロンビアのつながりが頭の中でできていなかった。そのためか、到着してその名前を見て初めて、伝説の黄金郷エルドラドの国に来たのだとあらためて感激する。
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アンデス山脈(コロンビアでは東部山脈という意味でオリエンタル山脈と呼ばれている)の盆地に位置するボゴタは、標高2,625mで富士山六号目(吉田口六号目が約2,390m)より高い。来月7月に吉田口からの初登山を予定しているから、今回は高地の経験として丁度よい旅となった。
宿泊は、領事館や高級住宅などがあって治安が良いとされている「93公園」近くのホテル。それでも夜は一人で出かけない、治安がどれほどかわからないから。さらに、石やレンガの歩道が10度ぐらいの傾斜になっていたり、しかもガタガタで歩きにくく、何度も転けそうになる。信号は赤でも車やバイクが来なければローカルの歩行者は皆んな普通に信号無視してスタスタと渡る。
ボゴタの季節は一年中「雨か雨でないか」のどちらかで、ほとんど毎日が雨。でも降ったり止んだり。「また今日も雨だ」と思っていると、しばらくして晴れる。赤道に近いけどこの標高なので涼しい。6月の今も、毎日最高気温が20°Cぐらいでしのぎやすい。
街の中ではさほど高山病は気にならず、わりと普通に歩ける。自分はさすがに走るのは避けてるけど、早朝散歩してみるとランナーも結構いらっしゃる。
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ボゴタはグラフィティが多いのでも有名だ。グラフィティを見て回るツアーがあるくらい。クオリティーもサイズもハンパない。
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