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黄金郷エルドラドの世界へ - その3

塩の大聖堂

シパキラの塩の大聖堂へ移動

前回の続きで、ボゴタからの12時間ツアーの後半では、シパキラという所にある岩塩でできている地下の大聖堂を訪れる。なんか知らないけど有名そうなのでとりあえず行ってみようと、このツアーに申し込んだのだった、予習不足のまま。

塩鉱山が閉鎖された後1995年に建設されたカトリック教会で、観光名所となっているらしい。地下180m。
キリストの苦難の道の話にあわせて14の十字架を訪れていく順路を進むと、奥は巨大なドームの礼拝堂になっている。数千人が入れるという。その壮大さは圧巻。

エンジェルもいる
マリア様の礼拝堂
巨大な十字架と礼拝堂
手前にはミケランジェロの「アダムの創造」を真似た作品、神の手が意図的に拡大されて造られている。

地下の塩鉱山で採掘作業をしていた労働者のためにあった教会を、鉱山が閉鎖されてからこのような膨大なスケールにして一般に公開するようになったという。

ツアー順路の最後にはなんとカフェやお土産屋さんがずらりと並ぶ。金やエメラルドのジュエリーもこの地下180mで買える。もちろん塩のお土産品もあって、塩入り(?)のスキンクリームをお土産に購入。

この日の午前中に行ったグアタビタ湖を見下ろす丘は3,100mだったので、1日に標高3,100mから地下180mまで、3,280m差を体験したことになる。それを思うと心臓が圧迫された感じになって、最後は気のせいか多少息苦しくなってきた。労働者達の苦労とキリストの受難のストーリーで、ずっしり重たくなった感じ。気のせいか。気のせいだ。

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