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映画のはなし

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大好きな映画と映画館のはなし。
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記事一覧

2024年1〜3月を振り返る ・ 映画版

遅ればせながら2024年の1〜3月に映画館で観た映画の感想。並びは観た順。 観たこと前提でネ…

富良野 馨
3週間前
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今年の春はここから!  『ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ 美を患った…

開始から遅れての記事でまことに申し訳ありませんが、京都シネマにて開催延長決定しました! …

富良野 馨
3週間前
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今年の春はここから!  『ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ 美を患った…

春の日にこんな歓びがやってくるなんて! 何だろう、『ピアノ・レッスン4K』やるからかな?…

富良野 馨
1か月前
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2023年10〜12月を振り返る ・ 映画版

「今年のことは今年の内に」ができずに2024年に持ち越してしまいました。反省。 そんな訳で202…

富良野 馨
3か月前
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2023年7〜9月を振り返る ・ 映画版

映画館に行く時は、季節問わず念の為に膝掛けを持っていくのですが、今年の夏はあまり使いませ…

富良野 馨
7か月前
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京都みなみ会館閉館のお知らせ(したくない) 〜 新みなみ会館の思い出

ついにこの日が来てしまった……。 別記事はこちら。 思えば2018年3月、旧館が閉まった時に…

富良野 馨
7か月前
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京都みなみ会館閉館のお知らせ(したくない) 〜 旧みなみ会館の思い出

最初の記事と次の記事はこちら。 ついに目の前に来てしまった、この日が……。 時間が止まってほしい。 ここでざくっと京都みなみ会館の歴史を語りますと、そもそもは1950年代から、現在のみなみ会館の道をはさんで斜め向かいにあった映画館でした。 木造だったのを、1963年にコンクリに建て替え。一般映画だけでなく、ピンク映画もかけていたとか。それが1988年に京都の会社・巖本金属さんが買い取ってからは一般映画、それもミニシアター系の強い上映館となりました。 特にルネサンスホール

京都みなみ会館閉館のお知らせ(したくない)

いやだよう……(涙)。 思えば道をはさんで斜め向かいにあった旧館が老朽化で閉館したのが20…

富良野 馨
9か月前
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2023年4〜6月を振り返る ・ 映画版

4〜6月って季節で言うなら「春期」だと思うんですが、5月の時点で既に「真夏日」があったり…

富良野 馨
10か月前
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貸切王にオレはなる!

こんな試みをなされているとは知らなかった。 出町座では確か自分ともうひとり(連れではなく…

富良野 馨
1年前
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2023年1〜3月を振り返る ・ 映画版

今年もあっという間に四半期が過ぎました。 そんな訳で1〜3月に映画館で観た映画の感想など…

富良野 馨
1年前
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ナートゥをご存知か? 〜 祝 ・ 『RRR』アカデミー歌曲賞受賞!

『RRR』、「naatu naatu」にてアカデミー歌曲賞受賞、まことにおめでとうございます!!!!!…

富良野 馨
1年前
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二度見

来たる10日より公開のインド・ヒンディー映画『バンバン!』。 ヒロインは大スター、身長174cm…

富良野 馨
1年前
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映画 『 川のながれに 』

この場所に居続ける。それに特別な理由はない。川はながれつづけることで、いつかゆっくりと地形さえも変えていくのだから。緑多き、水の豊かな、ひとのこころある、空の高いこの場所に、ずっと。 今年一番のこの記事、普段はある程度の期間に観た映画をまとめて一記事にしているのですが、今回はこの映画だけをスペシャルに別枠で取り上げたいと思います。 その理由はズバリ直球、「私情」です。 こちらの映画『川のながれに』の脚本・監督・編集の杉山嘉一氏は、古い映画友のひとりなのです。 他にも映画『