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手紙12

自分を好きになったことで変化が出てきた。


あれだけ三日坊主以下だったのに、習慣化ができるようになった。


今までは『自分の価値を高めるため』に、本に書かれているよい習慣を身につけようとしていた。
完璧主義だったので、リスト通りにできないと「私には無理だ…」と思って諦め、新しい本が出たら「次こそはできる!」「これならできる!」と信じて買うもまたできないを繰り返していた。


今は『自分に必要なこと』のために動いているので、一応リストはあるものの、それを見ずに行動ができる。
やる気を起こすのに気力を振り絞るのも、自分に本当に必要なことだから「仕方ない、やるか!」と頑張れるし、たとえサボったとしても「疲れていたから仕方ない」と諦めて、次の日頑張ることができる。


物質的にも精神的にも断捨離ができて、自分に必要なことが明確に見えてきたからだと思う。


こころがやすらぐ本 自分のちからを信じよう ルイーズ・L・ヘイ 水澤都加佐 監訳 矢萩とも子 訳
この本だけはどうしても捨てられずにいた。
今から20年くらい前に従姉妹からもらった本だった。
本を手放すことは定期的にしていたけれど、これはどうしても手放せなかった。
自分を受け入れる努力をした後に、2ヶ月くらいかけて断捨離をしたけれど、そのときもどうしてもこの本が手放すことができなかった。


もらった当時に全部読んで、いい話だと思った。
だけど、思っただけ。今考えると全然共感できなかった。
その文中にある『愛』とか『受け入れる』とか、そういう話が全然わかっていなかったし、できていなかったし、なによりも信じていなかった。
「そう思えれば、そりゃあ幸せだし、心は安らぐでしょうよ」と捻くれていた。


大好きな従姉からもらったから、わからないまま手放すのは後ろめたかったから、理由はいろいろ思いつくけれど、いつか理解できる、素直に読める日が来るとわかっていたのかもしれない。
結果的に、捨てなかった私、グッジョブ!

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