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手紙6

自分を好きになったことで起こった心境の変化を車の運転で例えてみると…


自分を好きになる前は、ずっとサングラスをかけて運転している様だった。
眩しいとちょうどいいけれど、暗い中だと見えにくい。
それでも安全運転するために、常に必死に注意し続ける。
細心の注意をしているはずなのに、壁に激突してしまい、「なんでこんな運転をしてしまったのか」と、自分が情けなくて嫌いになる…という感じだった。


自分を好きになってからは、ずっとサングラスをかけている必要はないと気が付いた。
必要な時にかければいい。
それに、ずっと走り続けなくていい。
休みたくなったら休憩所で休んで、行きたくなったらまた出発すればいい。
高速道路、下道のどちらが行きやすいかを考えて、選択すればいい。


自分で選択できる。


こう書いてしまうと、とても単純なことで、思わず笑ってしまうけれど、今まで私はそれに気が付いていなかった。
そんな単純なことを、ずっと理解できていなかった。


もう少し早く、このことに気が付いていればよかったのに…と思う
反面、『今だから』気付けたことだと思う。
それまでの私がいたからこそ、今気が付けた。

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