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将来に対する不安って結局自分で解決するしかないよねって『進路編』

こんにちは、Kaoruです!

今日は『進路』の話をするね。私は自己紹介の内容と重複するけど、小学生から獣医になるのが夢だったから、獣医大学に入学して、大3で獣医無理かもって心が折れて留年して、色々改心して獣医(免許を取ること)の道に戻ってきた人です。私が留年したことに関してnoteに書く理由は、いま自分の将来について悩んでいる人がいたら、こんな人もいるのね🤔って参考程度にはになれるかなと思ったからです。

進路や将来に関する悩みとか漠然とした不安って、正直相談する人いなくない?結局自分でその都度、解消していくしかない。

でも『私はこうだったよー』ってエピソードがあったら、私の場合は🤔って考えられるかなって。だから今回は、私の留年した体験についてシェアしようと思いました✨

では🐕🐕🐕

私は大学3年生になった時に、「獣医師になるまで長すぎる…なんか頑張れないかも…」となってしまい、勉強する気になれず留年しました。

小学生からずっと「将来は獣医になる」って言ってきて現役で、しかも第一志望の大学に入ったのになぜ留年したのか。

私が獣医師になろう!って決めたのは小学校4年生くらいでした。私は犬猫の獣医師になろうって決めてました。

もう亡くなってしまったけど、私が3才から小学生5年生まで、大好きなゴールデンレトリーバーのベルがいました。ベルを始めとして犬が大好きなことに気が付いて、学校の図書館で「犬」と書いてある本を片っ端から読んでいました。

本を通して、盲導犬や警察犬などの使役犬がいること、狂犬病をなくす目的で野生の犬が駆除されていた歴史、戦争で毛皮を調達するために飼い犬を国に渡さないといけない時があったこと、捨て犬・猫などが保健所で今でも殺処分されていること…色々知りました。

初めは殺すなんてかわいそう!って思いで頭がいっぱいだったんだけど、ある日お母さんとスーパーでお肉売り場を見ていて「そもそも、このお肉も殺されてできてるんだよね、どうやって?」って思ったんです。そしてそこからは、畜産関連というか、お肉になるまでの工程についてやそこに関わる人の話、世界のと殺(お肉にするために殺すこと)の方法・歴史、あとは捕鯨の歴史や象牙やサイの角の密猟や毛皮について(ラビットファー、ミンクとか)も調べました、本読んだりサイトを見たりしてね。(こういう畜産とか捕鯨とかの犬以外の動物と人の関わりについて漁ってたのは中1~高2くらい)。

過激派の動物愛護団体がいることも中学に入ってから知りました。

私は動物を殺すことに対してどう考えればいいのか、小4からずーっと考えてきました。そして獣医師が人間の医師の動物版ではないことも気が付きました。獣医師とはいえ、人間の健康的な生活のために動物を治療する職業だってことは、高校生までには知ってました。

それでも獣医師になりたい、仕事として動物と関われて、かつ治療できる免許を取得できる、動物を体の仕組みから知っている人、になりたかった。

でも大学に入ったら、動物と関われるのは少なくて、生化学とか、生理学とか寄生虫学とか…もう全然動物と触れ合えなくて。もちろん‟大学”に通っているのであって‟動物カフェ”に行っているわけではないのは分かっていたんだけど。獣医師になるまで実際6年間、こうやって勉強し続けるんだな…と思いました。

しかも何事もそうだけど、大3までは基本的な勉学が多くて(基本を学ばないと病気についてなんて学べないのは分かっていたが)、獣医学生感も実感できなくて、やる気がなくなってしまったんです。

私は獣医以外の週休2日とかお休みがちゃんと取れる仕事をして、犬を飼って~っていう暮らしで満足だったのではないか。結局、動物と触れ合いたかっただけなのかもしれない。獣医になりたいって言った時に両親がすごい喜んでくれたから、嬉しくなっちゃったのかもしれない…って悩んでしまい、立ち止まってしまったんだよね。

留年が決まった瞬間(進級者の名簿に自分の名前がなかった)、親になんて言おう😭って落ち込んだけど、ほっとした自分もいました。このまま進級して、社会人にならなくてよかった、この一年で進路を考え直そうって思いました。

同時に、「留年した」ってすごい恥なことだと思うけど、私は「留年して後悔してない」って言えるように毎日を過ごそうって決めました。

結果として、ずっと行きたかったNYに貯めていたお年玉全部使って遊びに行き、アニマルレスキュー団体について学ぶプログラムの留学でアメリカのボルチモア州に2週間ほど行き、学生団体を立ち上げ、今まであまりしなかった友達と沢山飲みに行く、ということまでして最高の経験と人脈が出来た一年でした。

大5になった今は社会人になったらどんな仕事をしようかはまだ決まってはなくて、獣医師になるかも決めてないけど、獣医師免許は取るということは決まりました。

そして、留年する原因になった感情というか、獣医師にならないんだったら獣医学科に通うのも無駄じゃない?っていう超計画的な人生設計を求めるのもやめました。

心に余裕が出来た、という感じです。

自分が本当に就きたい職はまだ分からないけど、せっかく大学に入れたのだから獣医師免許を取るために大学は卒業できるように頑張って、学生団体の活動でやりたいことを行動に移しながら、色々な人の話を聞こう、と思いました。

まとめかどうか分からないけど、今留年の一年を終えてそれなりに生きていて学んだことは、『焦らずに。でも出来ることは全部して生きよう』ってことです。のんびりと答えを待つとかはしないで、答えを見つけるために動いたり、情報にアンテナを張るとかはするけど、答えが得られなくてむやみに焦ったり、不安になったりするのはやめよういうこと。

自分の心を追い詰めないこと、です。

どこで話を切ればいいのか分からなくなったので、留年体験記はもうやめようと思うけど、またシェアしておきたいことが思いついたり、質問なんかをされたら書こうかな。

読んでくれてありがとうございます、またね、めるし~✨😉