【家つく日記】第1回 建物打合せで話したこと
いよいよ始まった私たちの家づくり。
契約から約2週間が経った昨日、建築会社との1回目の打ち合わせを行いました。
話したことは主に3つ。
・間取りのこと
・地鎮祭の希望について
・住宅ローン控除について
ひとつずつ、お話していきます。
間取りのこと
私たちが購入した土地の販売用資料には、その土地に対してどのような間取りの家が建つのかイメージできるよう、建築会社が設計したモデルプランが記載されていました。
ただ、これはあくまでモデルプランなので、自分のニーズに合わせて変更を加えていくことができるのが、自由設計のよさ。
モデルプランでは、希望する延床面積もしっかり取れていて、全体的な部屋数やバランスもよく、そもそも高評価80点でしたが、やっぱりここをこうしたいとか、いろいろな希望は出てくるもの。
そこで、モデルプランに対して変更したい点のリストをGoogle Docにまとめ、事前に担当者に共有しておくことにしました。また、設計のプロではないので、あくまではイメージを伝えるためではあるものの、iPadのフリーボード機能で変更箇所を上書きした間取りイメージ図も共有していました。
この方法が大正解。打合せ当日はリストを一つ一つ確認しながら、建築士の方にできるできないを回答してもらうことができました。
結果的に、私たちの希望は9割方かなえられることがわかり、反対に1割ほどの希望は、建物の法規制の問題や、うまく間取りの変更をすることが難しいなどの理由で叶わないこともわかりました。
建築士さんとのすり合わせは、絵を描きながら共有することで、こちらの要望を汲み取って、設計上可能な提案をもらうこともでき、とてもクリエイティブな時間にすることができました。
今回すり合わせた内容を踏まえ、建築士さんのほうで改めて図面を引き、寸法や壁・建具の位置を検討し、採光計算もしたうえで、次回はアップデート版の間取り図を提案いただくということになりました。
地鎮祭のこと
驚いたことに、最近では地鎮祭をやる施主が半分もいないそうです。もちろん、必ずやらなければならないことではないし、気持ちの問題、という見方もありますよね。
ただ、私は「気持ちの問題」として、初めて住まう土地にこれから長くお世話になるならば、最初こそが肝心という思いがあり、地鎮祭を希望しました。
とはいえ、絶対ここでやりたい、という神社もなかったので、建築会社にお願いして、地鎮祭を数多く執り行う近くの神社で手配いただくことに。すべて合わせて4万円ほどで行えるということでした。
夫は特に希望はなかったようですが、私が気持ちよく進められるのであればやろうと快諾してくれたので、ひと安心しました。
住宅ローン控除のこと
おそらく、ほとんどの方が土地もしくは家を購入する際に住宅ローンを借りることになると思いますが、私たちもそうです。
そこで気になるのが「住宅ローン減税」の仕組み。毎年制度が変わる可能性があるので、国土交通省のサイト(ちょっとわかりにくいですが)を参照ください。
令和5年は、制度変更の境目にあるため、今年中に入居できるかどうかで、控除額は大きく変わります。
とはいえ、私たちのスケジュールでは、どう頑張っても入居は令和6年。
一番の大きな違いは、省エネ基準を満たさない住宅(=その他住宅)は、住宅ローン減税の対象外になってしまう点です!
確認してもらったところ、もともとの設計プランでは、ひとつだけ省エネ基準を満たしていなかったそうで、給湯器をエコジョーズに変更することで、基準を満たせることがわかりました。
給湯器を変更することで、多少の金額が発生するのは避けられませんが、これが控除額を下回るのであれば「採用」と考えています。
費用については、間取りの変更なども含めて、次回の打合せ時にアップデートした見積もりをいただける予定です。
感想
ここまでの所要時間は約2時間。ほとんどが間取りの話をしていました。
私たちの要望を事前にしっかりとまとめていたので、できること・できないことを判断してもらった上で、それであればこんな間取りはどう?とか、こっちを動かすとここが影響を受けるけど妥協できる?とか、いろんなブレストができたのがとても良かったです。
要望を伝えるだけでなく、専門的な観点からアドバイスを聞き、判断を仰ぐという姿勢も大事だと思います。初対面の建築士さんではありますが、遠慮せずにコミュニケーションをとることで、施主・建築会社の二人三脚で、いい家づくりが進めていけそうだとワクワクしました。
今後のスケジュール
次回、アップデートした間取りと見積もりをチェック。このやり取りをあと必要に応じて何度か重ね、間取りが固まったら、次は窓の位置やコンセントの位置が入った間取り図を作り、細かな調整をします。
並行して、間取りの寸法に合わせた設備(お風呂やキッチン、トイレなど)、壁紙、床材などの内装のショールームに行き、ひとつひとつ選択。
このあたりの工程が意思決定の嵐でとても大変そうだなと、今から覚悟しています。
それでは、次回もまた読みに来てくださいね!
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