コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #9
「見出しを取る」ために必要なこととは?
コロナ禍により突如スタートした新聞社での日々も早1ヶ月が経過した。5月25日に緊急事態宣言は解除されたが、屋内に一定人数を収容してのイベントができるようになる日はまだ先そう…ということで、しばらくはこの日常が続きそうだ。
一番最初の「全く書けない」という状況から1ヶ月、添削を徹底的に受けたおかげで、記事の構成は組めるようになってきた。
これまでは、●●を主語にしこんな内容で書いてみて、と指示があった上で書き出すことが多かったが、段々と「どんな見出しを取れるのか」を自らプレゼンすることを求められるようになってきた。
「見出しを取る」のに必要なことは
「視点を見極める」
ことだと感じている。
以前も説明したようにこの世界で「見出しは命」だ。ニュース1つとっても、見出しの主語を誰で取り、出来事のどの部分にフォーカスするか。「読者(=世間)」が興味を持っていそうなこと、惹き付けることができそうなポイントを、これからは自力で見出さなければならない。それには「(記事の)視点を見極める」ことが必要だと感じた。
全ての記事は世に放たれた後、PV数などで数値の可視化・ランキング化され、世の反応を得られたか否か、結果を突き付けられる。
この「視点を見極める」ことは記事を書くことだけでなく、世の中のあらゆることにも必要かもしれない。たくさんの人で形成される社会生活において「いま、なにが大切なのか?」「なにをすべきなのか?」「どう行動すべきか?」常に考え、行動し続けなければいけない日々の必須スキルかもしれない。
そう捉えこれからの日々は「なにで見出しを取るか」を見極める脳トレに励んでみようと思う。