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裏方マンシップに乾杯🍺

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トレイルランニングのサポートレポートを中心に、 マラソン/トレイルランニングの海外レースレポートなども。ときどき、大好きなビールや海外の街についても紹介します。
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2020年5月の記事一覧

コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #9

「見出しを取る」ために必要なこととは?

コロナ禍により突如スタートした新聞社での日々も早1ヶ月が経過した。5月25日に緊急事態宣言は解除されたが、屋内に一定人数を収容してのイベントができるようになる日はまだ先そう…ということで、しばらくはこの日常が続きそうだ。

一番最初の「全く書けない」という状況から1ヶ月、添削を徹底的に受けたおかげで、記事の構成は組めるようになってきた。

これまでは、●●

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コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #8

ここまでコロナ禍に突入し仕事が止まってから新しい仕事を始めて仕事の内容まで経過をつづってきたが、実は細心の注意を払っていたことがあり、それは「同じエンタメ業界で働く人には、なるべくこの話はするのを控えよう」ということでした。

理由は相手や相手が所属する会社の状況などなど分からないことが多いし、わたしがつらつらと経験談を書いていることが危機意識がないように見えたり、なんだのんきにあいつは、と不快に

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コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #7

今日はある日突然となりにやってきた、"ホンモノの記者"について。

ある日曜日のこと。
日曜の午前中は私は、前日の土曜日に放送されたバラエティ番組の振り返り記事の担当になることが多く、この日は「昆虫好きグラドル」がテーマの番組の振り返り担当になった。番組では昆虫を愛しすぎるグラドルが、自らのお尻や胸に昆虫を貼り付ける姿が披露されていた。
外はとてもいいお天気の日曜の昼下がり。仕事とはいえさすがに「

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コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #6

新聞社に存在する“内勤”“外勤”の文化とは?

前回ちらりと説明したように“内勤”は社内に在勤し記事執筆や資料作成など紙面に関するあらゆる作業を会社でこなす。
一方の“外勤”はスポーツ大会や芸能のイベント、記者会見などの現場に出掛け、外から記事を送り込む。

この役割分担について読者的にはまあそうだよねとしか思わず、なんの疑問も持たないが、その世界に生きる人にとっては大きな属性の違いであり、そこに

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コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #5

もがきながら走り出すこととなった新聞社での日々。

今回は新聞社で”どんな人たちと出会ったか?”
コロナがなければ出会うことすらなかった、一緒に働くこととなった人たちを紹介します。

まずは私の所属先の構成ですが、階層としては
部長→デスク(責任者)→記者 という構造。
全員が朝番、昼番、夜番のいずれかに振り分けられ、
24時間365日、動き続ける職場だ。

まずは紹介するのが、

この職場の要と

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コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #4

日本全国に緊急事態宣言が出されている中、
いよいよ新しい仕事がスタート。

正直、具体的にはどんな仕事をするのか分かっていなかったが、最初は記事に必要な資料集めや作成、写真素材を探したりするんだろうなと考えていた。

初日はまず人事・総務部へ。
マイナンバーカードの写しなど必要書類を提出、
雇用契約を締結し終えて、いざ私が働く部署の職場へ。

まず、職場はかなり独特な匂いがする。
そこらじゅう、新

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コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #3

コロナ禍で仕事が完全になくなったイベント裏方がもがいた、書き残し #3

前回、仕事探しを始めたが「テレビ」の仕事は、テレビ業界がコロナ禍に飲まれるという予想外の事態で失敗に終わった。

仕事探しの次の候補が「新聞社」であった。
コロナ禍でも新聞は毎日発行されていて、新聞社発のweb記事は毎日数えきれないほど発信されている。「ニュースがなくなる」ということもないだろう。

実は私は小さい頃から新聞コレクターだった。
小学生新聞を購読しオリコンランキングと視聴率ばかりみて

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