見出し画像

インドネシア・スンバ島SURFTRIP

2023年4月、4年ぶりとなるスンバ島へ行ってきた。
冬の3ヶ月間の北海道での雪山籠りを終え、全くパドルしていなかった自分に不安を感じながら、6名の仲間達とバリ集合となった。

フランス人のオーナー・アルノが何も無かった荒れた土地から作り上げたサーフキャンプ

アクセス

スンバ島には二つ空港があり、西側にあるTambolaka空港(TMK)へ向かう。
バリからしか直行便が出ておらず、久々のバリでゆっくり2泊することにした。

後から分かったのは、ジャカルタからも便があること。ただし、結局バリのデンパサールでストップし、デンパサールで新たに搭乗客を乗せ、すぐに離陸しタンボラカ空港まで再度フライトとなるらしい。

おすすめはNUM AIR.
預け荷物が無料重量以内であれば、特にサーフボードチャージなどは取られない。
そしてNum Airであればロングボードまで載せれる。

以前Lion Airで7`2のSUPを持っていこうとしたところ、積めずに結局バリに置いていくことになった。

ベスト時期

ハイシーズンは4月〜9月
ただ、インドネシアどこでもそうだが、オフシーズンと言われている時でも波はそこそこあるということ。朝の風が無い時であれば結局1年通してサーフィンできる。

キャンプ前のメインポイント

使った費用

・アルノのサーフキャンプは1泊125ドル
含まれるものは、ヘルシーで美味しい3食の食事、焼きたてのケーキ、フレンチプレスで入れるコーヒー、ティー、水、毎日のお部屋クリーニングとベッドメーキング、近隣のサーフスポットへのアクセス(車・またはボート)
※この内容でこの値段ははっきりいって安いと思う。そのうち値上がりしてもおかしく無い

・タンボラカ空港からアルノのサーフキャンプまでの車トランスポートに、片道車一台70万ルピア 5人まで乗れる

・ビール
確か1本ビンタン大瓶で5万ルピア

・バリからの往復国内線
片道8千円〜1万円ほど

優秀なスピードボートは板と15人であれば平気で乗れる
ベンチチェアもあり快適


メインポイントのミドルセクションにて

サーフボード・波

スンバのサーフポイントを一言でまとめると"広大"であること。
リーフのポイントブレイクで、ものすごくロングライドできるが、その分パドルバックも長い。
メンタワイのようにパキパキにほれたグリグリテイクオフは基本無い。しかしウネリは分厚くパワーがある。

おすすめは長さがしっかりある板。
日本で使うような小波用の板は、フェイスが長いここの波では楽しくないだろう。
大きなラインで、フルスピードで駆け抜け、ビッグターンが叶う波なので、それに対応してくれる板が必要。

今回一番活躍したのは303の6`6(クアッド、ピンテール)、そしてクリステンソンのミッドレングス6`4(シングルフィン、ピンテール)だった。

クリスの板は小波〜ビッグウェーブでも楽しめる用に、どこにでも連れていく万能ボードになっている。

メインポイントからボードで20分ほどのスポット

マストアイテム

  • 日焼け止めグッズ

  • 虫対策グッズ(部屋の中用にワンプッシュスプレーがとても活躍した)

  • ウィスキー(完全に個人の楽しみ)ジンや梅酒を持参するメンバーも。それに合う各自が持ってきたローカルおつまみの持ち寄りもなかなか良かった。

勝手なまとめ

計12泊したサーフキャンプは、まさかの大きな波がずっと続いた。
イメージしていたのは、頭前後のロングライド・ファンウェーブだったのだが。
心から少し下がってファンウェーブをやらせてくれ!と思った時もあった。

ただ3ヶ月使っていなかったパドル筋は、気づけば出来上がり、完全に元に戻った。ダブルオーバーの波を喰らい続けたおかげもあり、目も体も慣れた。

次はハイシーズンが終わった直後の11月に行ってみようかと思う。

最後に、ここのエリアに訪れるサーファーはガツガツのサーファーではなく、喧騒から離れ、ゆっくり海を楽しみたいサーファーやファミリーが訪れる傾向にある。
日本のビーチブレイクで繰り広げられるリズムとバイブスを持ち込むとびっくりされるので注意。

キャンプのプールからの眺め


ローカルたちの財産である水牛たち


フレンチプレスで煎れるコーヒーが日課
3食の食事はほぼベジタリアンで時々、魚と鶏が出た。味や量、バランスはとんでもなく素晴らしい


スンバ島クリップ(約8分)↓↓



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?