年長の娘が突然保育園拒否に陥った話。
育児と仕事の二足の草鞋生活も早くも6年目に突入しました。今年度は保育園生活の集大成の年でもあるので、やりたいことリストまで作って娘と妄想しながら実現することを楽しみにしていた矢先の新型コロナウイルスの猛威が。。。これまでの生活が一変し、4月17日の緊急事態宣言の全国への拡大を受け、オフィスへの出社はチームで8割減となり、基本は在宅勤務となりました。保育園も登園自粛要請があり、娘が通う事業所内保育園も例外なくその対象となりました。在宅勤務への切替はほぼ抵抗なくできたのですが、“在宅勤務withコドモ”の準備は何もできないまま、丸腰で突入しました。具体的には4月20日の出社を最後に5月7日までの2週間、一度も出社することなく、在宅勤務とGWを娘とともに文字通り24時間ひとつ屋根の下、毎日一緒に過ごしました。(ちなみに夫は交通事業従事者であるため、このコロナ禍においても出勤して職務にあたっていました。いち利用者としても感謝してます。)
まぁ、平日の真っ昼間に仕事をしながらもこんなに多くの時間を娘と過ごせるというのはポジティブに捉えれば、この先そうそうない貴重な時間だったかと思います。ちなみに私の所属する組織では、育児時間を労働時間とみなしてOK、登園自粛による家庭保育で仕事をするのが難しい場合は100%補償の休業というルールでした。
在宅勤務withコドモの期間中の出来事はまた別の機会に触れたいと思います。(いつになるかわからないけど・・・)
ちなみに緊急事態宣言が明け、日常が戻りつつある今も、”新たな働き方として”テレワークをスタンダートにしようという動きが社内であるので、これはこれで有難い!テレワークを阻害する要因(例えば郵送で請求書くる、オフィスへの連絡は固定電話が主流など)はあるものの、そういったものは走りながら解消していきましょうという考え方です。
で、話を元に戻しますとGWが明けて保育園への登園を再開した翌週半ばから娘が泣きじゃくって保育園に行くことを拒み始めました。月曜日は普通に登園していったのですが、給食後に担任の先生から電話があり「ムスメちゃんが急に元気がなくなりまして、気持ち悪いと訴えています。熱はないので様子をみますね」とのこと。仕事の調整が着いたので、この日は早めにお迎えに行きました。自宅に着くころには体調不良もどこ吹く風。いつもの調子に戻っていました。翌日もそんな感じで、週の半ばからは、保育園に行くことを全力で拒否するようになりました。1-2歳児の前でもお構いなく「ママ~!!!!!!」とギャン泣きして、抱きついて離れない娘を先生が無理やり剥がして何とか見送ってもらうということが5月末まで続きました。とにかく切ないし、日中も仕事に100%集中モードを作れないという日々が続きました。保育園のいろんな先生が娘のことはもちろんですが私のことも夫のことも心配してくれて励ましてくれてました。正直この状況はいつまで続くのだろう。保育園に通い始めたばかりの子ならしばらくの辛抱と思いながらもやれたかもしれないけど、6年間通いなれた園で先生もお友達のことも十分に分かっている状況で理由がわからないまま私も不安と焦りでメンタルが完全にポキッといっていました。
そんな状況下の6月2日。起床とともにムスメが「ママ~!早く保育園に行こうよ!」と自ら身支度をし、私の準備が遅いと急かされ、そのテンションのまま保育園へ。園内に入って突然テンションがゼロにならないか不安だったのですが、「おはようございま~す」「ママ!じゃあね!お仕事いってらっしゃい!」って。先生も私もきょとんとしましたが、まずはよかった~ということでそのまま仕事に行きました。コドモが元気に登園してくれるだけでこんなにも穏やかになるんだと心底感じました。
で、その日の夜のお風呂タイムに娘が保育園に行きたくなかった理由を教えてくれました。ムスメが登園拒否期間に感じたことやどんな気持ちにだったかを自分の言葉で一生懸命に話してくれました。その後、私に気持ちを打ち明けたことが恥ずかしくなったのかムスメ本人が雰囲気を変えたいと思ったようで、おしりフリフリしながらおふざけモードに突入していました。
ムスメの登園拒否の理由は以下2つ。
・登園自粛期間中も仕事が休めず通っていた同じクラスの子たちが、その間に(この緊張感の中で)絆を深めたらしく、久しぶりに登園した娘としては、疎外感を感じてしまった。
・潤滑油的な存在だった子のお母さんが育休中で5月末まで登園しなかった。
以上のことから、なんとなく保育園での生活が楽しめなくなっていたようです。
これを公開している今は、そんなことはもう遠い昔のことのようで、もうすぐ終わりを迎える保育園生活を全力で楽しんでいるようです。
備忘録的に書き留めておいたものが、ずぼらな性格故、半年近く経ったタイミングで公開できるようになりました・・・。