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「人は誰でも自分の思いを実現している」というちょっと怖い話

最近暗闇フィットネスにハマっていて、毎日のように有酸素運動で楽しい時間を過ごしている。音楽を感じながら心地よく動けるプログラムもあれば、限界まで追い込まれるようなきついプログラムも。

私は小さい頃からほとんどスポーツをしてこなかったので、暗闇フィットネスで初めて気づいたことがある。それは、身体がしんどくて「もう足が動かない」と思っても、意外とその後も動き続けられるということだ。例え限界だと感じても、自分の身体にとってはまだまだ限界は先だったりする。つまり、精神的な面が身体に大きく影響しており、「ダメだ」と思ったら動けなくなるし、「まだいける!」と思えば動き続けられることが多い。

西田文郎さんの「No.1 理論」の中で、”人は誰でも自分の思いを実現している”という話がある。「思いを実現する」というと、様々なことを成し遂げていく成功者を思い浮かべるが、成功できない人もまた「どうせ自分には無理だ」という自分の思いを実現しているのだという話。

暗闇フィットネスの例で言うと「今日は疲れてるから最後までできないだろう」と思えば途中で根を上げるだろうし、「今日は疲れてるけど最後までできるはずだ」と思って取り組めばできてしまう。

そんなの精神論じゃないかと思うかもしれないが、「人間の脳は頭の中にあるイメージを実現しようとするもの」と考えると、自分の思いをどのように描くかは非常に重要だと思う。

仕事であっても、「どうせ今月も目標達成できない」と思えば、潜在意識で達成できないような行動をしてしまう。「今月も目標達成できる!」と思っていれば、達成のための行動を取り続け、結果として目標達成してしまう。実力の差ではなく、どちらも自分の思いを実現しただけのことだと考えると、ちょっと恐ろしくないだろうか?

暗闇フィットネスで自分の身体と向き合いながら、しんどい瞬間が来る度にこの話を思い出す。


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