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SNSとの向き合い方

2024年になりましたね。あけましておめでとうございます。
本年もマイペースに音楽活動を続けていきます。

さて。
昨年からちょっとずつ計画していたのですが、SNS(主にX)での浮上を減らして、代わりにnoteの更新を重点的にやっていこうかなと思っています。新年の抱負とは違うかもしれませんが……SNSや広報に重きを置きすぎて、創作に打ち込めなくなってしまったんですね。その辺を改善していきたいなと。

ちょっとまだ未確定な部分も大きいのですが、具体的には↓


のような感じに変更しようかなと。

次からは具体的に、ひとつひとつ理由も含めて見ていきましょう。
私と同じ属性の方もこのnoteを見ている(かもしれません)ので、もしかしたら参考になる部分もある(かもしれません)し。

Xでのおはツイ廃止

そもそもおはツイとは……朝にXで「おはようございます」という挨拶と共に、簡単な近況をポストするものです。

挨拶という普遍的なコミュニケーションでメリットを語るのはちょっとズレている気もしますが、わりと朝の時間帯は人々の行動がルーチン化されていて、スマホを見るのを習慣にしている人も多く、エンゲージ率も高くなる傾向があります。
おまけにリプなどで挨拶を交わすことでXに興味の対象と認識されて、その後も相手方のタイムラインへの上昇が見込めるというシステムです。

一方で……デメリットというほどのものでもないのですが、おはツイ勢という仲のいい者同士・同じ属性同士で表示順が上昇し合い、囲いができてしまうという側面もあります。習慣化によって未知のコミュニケーションとはなりづらく、自分が人気者になっていると簡単に錯覚できてしまうのです。

私はこれまで、少し無理をしてこのおはツイを習慣化してきました。
正直に言いますと、自分へ興味を示してもらいたいという打算的な理由が多くを占めていて、フォロワーとのコミュニケーションという意味合いを二の次に考えてしまっていました。

しかも、毎朝何を投稿しようか考えるのに脳みそのリソースを割くのが思ったよりツラく、投稿を途絶えさせると興味を失ってしまう人がいるんじゃないかというプレッシャーから、その他の投稿までなあなあになっていた気がします。

こういった状況に終止符を打つために、おはツイを辞めることにしました。

「おはようございます」で繋がっていないと忘れ去ってしまうようでは、自分のファンとは言えない。
という、強い線引きをすることにしました。
そういった人はあくまでもフォロワー、志を同じくする者でないといけないなと。

そもそも論。めちゃめちゃ厳しいこと言いますけど、同じ属性同士って嫉妬し合うのがいい仲だと思ってるんですよね。

憧れと嫉妬。
『相手が自分の先を行っている』と自認しているからこそ芽生える感情で、対象がファンだろうがクリエイターだろうが、もうこの二つのどちらかを与えるのを目標にすればいいかなって。

「そういえばかおりPって最近何やってるのかな?」だけで十分なんです。
私をサブスクでお気に入り登録してないと、当然そうなるでしょう。
これからはそれくらいミニマルに考えたいんです。
これまで私におはツイを交わしてくれていたみなさん、ありがとうございました。

Xでのリプ返の義務感をなくす

これも勝手に私が習慣化していたものなんですが……
私はリプをくれた人には必ず返信をすると決めていました(たまに忘れることもあって申し訳ないんですけれども)。
これも思い切ってやめにしたいと思います。
やめます!と言うと否定的な意味合いが強くなってしまうので、義務感をなくすことに決めました。

とにかく、なんて投稿・返信しようかとあれこれ考えるのに疲れてしまいました。
もちろん、いいねやリプをいただけるとめちゃめちゃ嬉しいです。それに付随するコミュニケーションもとてもかけがえのないものだと考えています。
ですが、私の脳みそのリソースを創作にあてるのが今は大事かなと思いまして、今後はXは一方的な広報ツールとして考えていきます。

それで「なんかかおりPってつまんなくなっちゃったな」って離れていってしまう人が増えても、もう別にいいかなって。
『本当は自分に興味を持ってもらいたくて、自分の作品まで誘導したくておもしろい投稿を続けざるを得なくなってしまっている』ようでは本末転倒だなと。
それぐらい自分にムチを打っていきます。
もう私に興味ない人は知らんです。

noteを土曜日更新から不定期更新に変更

これまでは『かおりP音楽論』と称して、毎週土曜日に記事を投稿することにしていました。

なぜ土曜日なのかというと……
私も仕事が休みなので平日忙しくて執筆できなかった分をカバーしやすいのと、なんとなく読者のみなさんも時間に余裕があってアクセスしやすいかな、と考えてのことです。

これを土曜日から不定期にする(いつ投稿するか日時を指定しない)ことにしました。
毎週、土曜日までに記事を仕上げなきゃ!というプレッシャーがすごいんですよね。

ただでさえDTMってスケジューリングが自由なので、そういう締め切りを自分で設けることっていいことだと思ってたんです。でも、別にこういう締め切りなんてなくても「私やるときゃやるなー」ってわかったといいますか(笑)。

そもそも、締め切りにお尻を叩かれないと行動に移さないって、それ楽しくないってことじゃないかなって。
ただでさえ好きだから続けてることなのに。

こんなこと言っててまた気が変わるかもしれませんが、とりあえず当面の間はこれで。一週間が経つのが早くて早くて

あまりにもミニマル志向が過ぎてこうなっちゃいました。
もっと自由でいたいんです。仕事じゃないんだし。

noteの文章量を少なめにして、テーマを幅広くする

これまでは結構文章量の多い記事を書いていましたが(この記事だってそうです)、これからはもっとサクッと読めるような文章量を心がけていこうと思います。

どうしても文章量が多くなりそうだったら前編と後編に分けて、リンクで繋ぐのもいいアイデアかなって。

そして音楽制作から幅を広げて、もっと日常的な話題も絡めて展開していくようにしたいです。
この間ヘッドホンについての記事も書きましたし、あんな感じで。

Xでの投稿が淡白になる分、noteではディープな話題を盛り込んでいきます。
私に興味がある人だけが見にきて楽しめるような仕様にしていくつもりです。


以上になります。
私からの発信の総量が増えるか減るかは今のところ分かりませんが、ひとまずはこんな感じで考えています。

もうぶっちゃけちゃうと。
Xの度重なる仕様変更に不満タラタラなんです。これが一番。
Twitterから名前が変わってもろくにプロモしない(看板変えただけで認知度を上げる施策がない)からユーザーが混乱してるし、とにかく治安が悪いし、興味がないポストでもバズってると表示されるし、外部サイトへのURLは昇順下がるし、最近は外国人がリプ欄に沸きまくってるし……
はっきり言って人口が多いだけなんですよね。もはやスマホで見れるインディーズテレビ局に成り下がってしまっている印象です。

こんな仕様に振り回されたくない!!
もう違うサービスに脱出したい!!
というのが正直な気持ちです。
私の場合それがnoteでした。とにかくノイズが少ないのがいいです。Xが都会だとしたらここは田舎。いや、ネガティブな意味じゃないですよ。とにかくのんびり・じっくり自分と向き合えるんです。

もちろんTwitterを通じて私を知ってくれた・興味を持ってくれた人もいることでしょう。

でもですね。
とにかく人気がある投稿がバンバン表示されていっている最近の傾向から、もうフォローしただのフォロワーが増えただのそんなに意味を成さなくなってきています。
単純にメジャーであればあるほど良しとされているんです。

私がやってる音楽は万人ウケはしないだろうなっていう自覚はありますし、ここで戦うといくらフォロワーが増えたところで不利なんですよ。
メインの広報ツールとしてはなかなかサブスクへの流入が厳しい状況です。それはTuneCoreやリットリンクからの流入データで明らかなんです。
だからって垢消しまではしないですけどね。

結局のところ、私が興味がある数字ってあなたが再生した回数だけなんです。
すごい極端でドライな例え話をすると、Xではめちゃめちゃおしゃべりするのに私の音楽には興味を示さない人にこれ以上リソースを割いてらんなくて(ごめん)。
何の反応もないのに私の音楽は何回も再生してくれる人ってめちゃめちゃありがたいんですよ。
いいねやリプも嬉しいけど、それより全然嬉しい。はっきり言って。
それぐらい本気で音楽をやっていきたい。
これはサブスクでお金持ちになりたい!とかじゃなくて。プロだからアマだからという話じゃなくて。アーティストの定義なんですよ。アーティスト冥利に尽きるんです。

それに私は事務所に所属したりしていないんで、広報活動も自分でやっていかなきゃいけないんです。手取り足取り誘導して、こんな音楽やってるんですよー!!って部分に繋げて、なんとか興味を持ってもらおうとするプロモーションがいいことだと思っていました。いや、今も思っています。
さっきから例えが悪くて申し訳ないんですが、羊飼いって肩書きだけじゃなくて牧羊犬みたいな役割も自ら買って出ないといけなかったんです。でももう疲れました。戻ってこない羊なんて知らない。苦肉の策です。どうかご理解ください。

……ってこんなこと言ってまた気が変わるかもしれないですけどね。
交流を完全に断つ!!というのはやりすぎな気もしますし。
正直、私はファンと交流がしたい。ただ今までは距離が近すぎる感じがあったので、それがよりドライ&ミニマルに実現できる施策はこれから練っていきます。今はまず3rdアルバム完成に向けて動くのみ!!


以前ホリエモンこと堀江貴文氏が「僕の本の感想なんかわざわざ直接伝えにこなくていい。Amazonのレビューにでも書いてろ。」みたいなことを某書で述べられていましたが、今すごい気持ちわかるんですよね。
それはあなたが知名度あるからでしょ!冷たいなー!とは思いますけど。

私も根っこのところは合理性自分のやりたいことだけで動いてますんで。
爬虫類みたいですね。

かおりP


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