帝国劇場の再開「JERSEY BOYS」
ジャージーボーイズインコンサート行ってきた!!
観劇のために新調した、赤いベルベットのお椅子に合いそうな青いスカートをおろして、終わらなさそうな仕事をなんとか脳みそフル回転で終わらせて、いつもの通り30分前に帝国劇場に滑り込んだの。
久しぶりの帝国劇場の、あの独特の匂い。昨日、148日ぶりに帝国劇場にお客さんが入って、劇場に明かりが灯ったばかり。わああ帝劇だあああって、匂いで実感しちゃった。久しぶりの赤いお椅子。久しぶりの景色。あと、久しぶりの、劇場でしか会わない、よく見る人たち。いつもと違ってロビーは静まりかえってて、みんなマスクで、人と人との距離は離れてるけど、みんなが浮き足立ってるのが空気でわかるの。
中川晃教さんのアナウンスで「帝国劇場の再会です」っていって緞帳が上がって、歌が始まって、そしたら、後ろの方で、世界中の幸せがここに集まってますみたいな顔で小此木まりさんが歌い踊ってて、なんか、そこで、劇場に、おかえりって言われた感じがして大!号!泣!ヲタクはツボが謎なのです。
コンサート形式なんだけど、でも、あの台詞聞きた〜い!って思ってた台詞は全部聞かせてもらえて、一緒に物語を辿ってもらって、しかもね、クリエで小さなところにギュッとみんなで詰まって座って、「きたきたきた!!わああああああ!」って、劇場中が一つの動物みたいに総毛立つ瞬間が、あの帝劇の大きさで、しかも半分以下のお客さんで起きて、なんか、わあああって思いました。語彙力を持っていかれるほどの感動。
舞台上を照らしているライトが客席に落ちて、客席が少し明るくなるの。その明るい光を見ながら、やっと、なんか、心臓が動き出したような気持ちになりました。
女性シンガー3人だけなのに、ものすごい迫力ですごかったし、あの、みんなご存知バスのめっちゃええ声の山野靖博さんは低いええ声で背も高くて素敵だったし、加藤さんがなんだかカッコ良く見えてなんだかかっこいいなって思ったし、体感2秒で終わりました。あ、あと、東啓介さんの股下はおおよそ2㎞ありますね。
あと、私、宝塚ファンのご多分に漏れず、男女問わず、舞台上から客席に向かってウィンクする人は全員好きになるのですが、矢崎広さんがウィンクしてたので好きになりました。
なんか、観劇の帰り道に曲を口ずさみながら余韻に浸るってことを、もうずっとしてこなくて、やっと、色々注意しながらもそういうことができるようになって本当に嬉しい。日本の舞台芸術の中心、帝国劇場がやっと開いたって、やっぱり舞台芸術が大好きな人たちみんなの光になったと思うの。これからも、この光を絶やすことのないように、とにかく私ができることは感染しないことなので、なんか色々手洗いとかそういうの頑張ります!!!!!!かみさまどうか、もう二度と劇場が明かりを落とすような出来事がありませんように。。。
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