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ひよこ豆で手作り豆腐

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

しばらく前に私のFB上のグループ、毎日の料理記録をシェアし合うグループのことを書きましたが、未だに盛り上がってます。 ロックダウン中の暇な時間、そして外食やテイクアウトも限られている中で(イタリアはどちらも全面的に禁止でした)日々の料理と向き合う大変さを分かち合うというか、単に報告するというか、そんなグループですが、この存在は大きかった。

このグループに参加していたから乗り切れたわけですが、ボチボチ通勤や仕事が始まった今でも皆んなせっせと投稿しています。 

日本、イタリア、ドイツ、オーストリア、フランス、カナダ、アメリカ、ニュージーランド、南ア在住の200人以上で構成されていますが、先日海外組の1人が「ひよこ豆で作るお豆腐」というのをアップしました。 レシピを載せ得るわけではなく、単に「今日はこれを食べた」という投稿が中心ですが、この記事を見た他の海外組が食らいつきました! レシピ、欲し〜い。全員非常に気前がよく、聞かれたらドンドン教えてくれる人達、早速別の1人が作ってアップ。 私の住んで居るイタリアでは簡単に、しかもお安くひよこ豆が手に入るし、常備もしていたのでこれはトライしなければ。

と言うことで作りましたよ。

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ニガリがなくてもちゃんと固まる、ひよこ豆のお豆腐。 超簡単にできちゃいます。 乾燥ひよこ豆を水で戻し、ミキサーにかけ、サラシで濾して、絞って豆乳とおからに分ける。 豆乳を火にかけて、トロッとするまで煮ていき、型に入れて粗熱をとったら冷蔵庫で冷やすだけ。

トロッとしてきたらあっという間にドンドン硬くなっていくので、急いで型へ入れたところ、ちょっと硬めの絹ごし豆腐みたいな仕上がりに。 これをグループに載せたら、「この切り口を見るとコツをつかんだと見た。教えて」と言うコメントが殺到。 でも初めてだったから、私も様子を見ながらで、コツも何もない・・・。 しっかりとコツをつかんで教えてあげられればいいのだけど。 手元にあったチューブのワサビとお醤油で食べましたが、次は生姜とネギかな? 

味はひよこ豆ですが、ある意味安いあまり味のないお豆腐よりもずっと美味しい。 大豆ではないけれど、ちゃんとお豆の味がしますから。 これは夏中作りそうな予感、そして冬になったら鍋だなぁと、今から冬が楽しみになっちゃった。

これはお豆腐が手に入らないから作ったわけで、日本にいたら作らなかったと思います。 買えるもの。 そういう意味では海外在住って、その国のことを知るだけではなく、日本では絶対にしない事に手を出せる面がありますね。

所で問題は余ったおから。 実はおからでファラフェルを作ろうと思ったのですが、レシピを検索するとこのおからで出来るはずなんですが、なんともまとまらない。 どうやってもパラパラと崩れてくる。 無理やりまとめて揚げてみましたが、悲惨な結果! ガーン。

ミキサーで細かくしすぎた? 原因不明。

まぁこのお豆腐は近日中に又作る予定なので、もう一度ファラフェルにも挑戦します。 お豆腐と大好きなファラフェルが同時に作れたら最高にハッピーになれそうです。

ニガリなしでお豆腐が出来るなんて、本当に目から鱗の事実でした。

又このグループに助けられた、有難い。

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