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風が吹いて 雪が舞う 悴む手に 雪が舞い降りる 風が吹くと 耳が痛む 指先が赤くなって じ…
自分の抜け殻を探して 彷徨い続ける 私はいったいどこへ 脱ぎ捨ててしまったのだろう 新しい…
夢を見ました 私を気にしてくれている あなたの面影 記憶の中に かすかに残っている あな…
手のひらをすり抜けていく 砂 ひとカケラもなく 跡形もなく消えていった 私は彷徨う 誰も…
雲間から見える 太陽 こんなに光に飢えたのは いつぶりだろうか? 温まった 石や大地から…
家事の後、 いつの間にかシワシワになった自分の手を眺めて 頑張ってる、なんて思えなくて …
時間はあるようでなく 何かしようとしても 何者かにならなければならなくて 自分を見失う事が多い 朝から 日常の雑音に消され 落ちているゴミを拾い 世間に気を使い 日常的に起こる物事に 意識が向いてしまう 私は今何をしようとしたのかも 忘れる日々 創作するまでにこんなに時間がかかり こんなにも衰えるとは 思ってもみなかった 全てを手放し 1人になったとしても 思うようにできるのだろうか? 夜は早く寝て 朝も早く起きる 胃のなかに引っかかりがあって すぐに治るだろうと
氷が張った水面に 手を入れて 冷えていく体温に 心臓がこたえる 私はこのまま うす氷の中を …
優しいものは 弱い うるさく強いものに すぐにかき消される いくら音量を大きくしても か…
朝 日が昇り 屈折した光が重なり合い まるで炎のように 揺れ動く 痛みや悲しみは 水に…
どうしたんだろう。 何かが間違ってる。 何をしても満たされない 何を間違えてしまったんだ…
雨が降り 地面に雨水が溜まり 落ちた雨が 波紋となって 広がってく 雨が好き 雨音が好き…
この心の奥底に隠された物は 誰にも奪われる事はない 誰にも言わず そっと それは私が居な…
閉ざされた 扉の向こうに隠された庭 誰の心にも 心象風景が広がっている 私の心にも閉ざされた庭がある その庭は 平和を忘れた地 誰の血も流す事なく 時だけが過ぎ 平和の意味すら忘れてしまった地 私はその庭の扉を開け 開放していく 風が吹き 草木は揺れ 世界は変わろうとしている