自分にかけている制限
お母さんだからこんなことをしてはダメ。
根底にそんな意識がずっとあった。
自由に生き生きしている母の姿を見せたいと思っていたのだけれど、どこかでハメを外しすぎちゃいけないなとか、こうあるべきだよな、とか。
私は言ってみれば「完璧」な家で育ったと思う。
おじいちゃんおばあちゃんも同居で両親はよく働き、弟、妹、犬。
真面目な父は懸命に働き、テレビはNHKのニュースとドキュメンタリーそして野球。
母も毎朝早起きでご飯の支度をして、フルタイムで働き家事の手を抜くことは一切なく、家は常にきれいに片付けられている。
私もそんな母親像を思い浮かべて生きてきたのだけれど、どうしても出来ない。
片付けは苦手だし、仕事は好きだけど、趣味や楽しみの時間もとても重要。
でも、やっぱり母としてやらなければいけないことは沢山あって。
離婚したおかげで生活費や学費も自分に降りかかってきたので仕事も家庭も両立する生活で。
あれもしなきゃ、これもしなきゃ。
離婚を選んだのは自分なんだから絶対に子供たちを幸せにしなければ!
でもね、私は私の人生を生きている。
今までの人生はある程度制限をかけてきたけれど、それでも自分を見失ったりはしなかった。
「自分を生きたい」そう思っていたからこそ、海外に出てきたのだし、離婚することにしたのだ。
そして、子供たちが成長して「母」としてのリミットが外れてきた。
私は私を思う存分生きていい。
そう思ったときに何をするかというと、実は今までとあまり変わらない。
私はしっかりと自分を生きてきたのだ。
そして全ての経験がしっかりと今につながっていて、未来の作る基礎となっている。
自分らしく生きることに制限をかけない。
もし、今まで制限の中でもがいていたのなら、制限が取れた瞬間「自分」を生きれるなんてすごいよね!
私の未来はめちゃくちゃ楽しいから、毎日わくわくできるんだよ。
死ぬときに満面の笑みを浮かべて宇宙に帰れるように、今を生きる。
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