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ヨーロッパひとり旅。成田からドバイ、そしてロンドンへ。

2022.8.22
〜機内での出会い編②〜

ドバイと日本の時差は5時間。
ドバイでのトランジットは4時間。
着いたのは午前3:30ごろで、ドバイ国際空港は24時間にぎわっていると聞いていたため、トランジット4時間はあっという間だろうとタカをくくっていた。が、実際は10時間のフライト後のヨレヨレボディではなかなかの長時間だった。

まず休息を、と、エミレーツのラウンジへ向かうと、もちろんエコノミークラスの私は利用料を払わないといけない。お値段約15000円。せっかくだから行けばよかったけど、あと40日、どうなるかわからない中で散財するわけにいかず、「高いのでやめます!」と言うと「マルハバラウンジだと5000円くらいよ」と教えてもらった。
ただ、ドバイ国際空港はすごく広くてゴージャスで、トランジットの人々への配慮も素晴らしく、フリーの雑魚寝スペース、眠れる感じの椅子もたくさん(ビーチにありそうなやつ)。そして礼拝の時間も。結局、朝日がのぼるのを眺めながらビーチスタイルの長椅子で寝落ち。無事次のフライトへ出発。

ドバイからロンドンへは約7時間。この機内では、リクライニング全開の後ろに誰もいない席を確保して寝る気満々でウキウキだったのに、乗った瞬間に5、6人の家族を連れたパパに「席変わってくれない?うち家族でバラバラになっちゃうから一緒に座りたいんだよね。」

え…。はぁ…。

いや知らんがな…とまたしても心の中でふくれっ面をかましつつ、「いやでも気兼ねなくリクライニングしたいからここ取ったんだけど」と食い下がってみる。「君の移動先の席の後ろは、僕らの祖母の席だから、気兼ねなくリクライニングしちゃってよ!」って。

祖母、黙ってていいのか!?

なんか色々すごいなと思いながら、席替えタイム。そして今回の隣はナイジェリア人の18歳の青年。彼はロンドンの大学に進学するそう。

今までどこに行く時もい機内で隣の人と話すことなんてなかったけど、今回は不思議だった。もしかして私が心細そうな顔してたのかな。

無事ロンドンに到着。預けた荷物を回転寿司みたいなところに受け取りに行く。待つこと1時間。ロストバゲージとかあるのかな〜と一瞬期待したところで気がついた。ここじゃない。ここはファーストクラスまたはビジネスクラスの乗客用の受け取り口だった。ロストしてたのは私の方で、エコノミーの受け取り口に行くと、寂しく私のキャリーバッグが回転していた。

思いっきり凹んでいたバッグをなんとか直して、ロンドン市内のステイ先へ。

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