【アンパンマンとペネロペに見る物語の作り方と育児環境の空気感】



〈前置き〉
先週のアンパンマンは、バイキンマンと、アンパンマンが赤ちゃんになるお話でした。
1500回記念らしくお話の終わりに、やなせさんをイメージしたウサギのキャラクターとアンパンマンのシーンもあり貴重な回でした。

そして、うっかりペネロペでは(ぎゅうっていいね)のタイトルで嬉しい時にはハグしようって回でした。ほっこり、可愛い。

〈私の引っ掛かった点〉
さて本題、赤ちゃんアンパンマンの世話は誰がすると思いますか?

そうアンパンマンの世界で母性担当バタコさんです。子育てしてたん?って思うくらいの手際の良さと愛情深さで、アンパンマン(途中でバイキンマンも)を世話します。

ステキー!

じゃあ、ジャムおじさん達はニコニコ見てる。

ニコニコ見てないで動いてー!!

見守る間に洗濯したり掃除したり、ご飯作ってー!!

まぁ、アニメだしね。
(ミルクは他のキャラクターもあげてました。)

〈私の妄想〉
ミルクあげるバタコさんを見て、
「じぁあ、バタコ。私は洗濯物を干してくるよ。チーズも手伝うかい?」
「あんあーん」

あ、ありやん。
幼児に良い影響あると思います!!
お母さんのハートもがっちりです!!

〈ペネロペは?〉
比較にペネロペちゃん。
物語の内容に関係無いのですが、終盤にペネロペとママが帰宅すると、パパが下の子達を抱えおかえりと迎えます。

ペネロペはハグします。可愛い。

そこで大事なパパの一言!

「グラタンが焼けてるよ。」

え、パパが二人の赤子の面倒を見ながら、ぐ、グラタンを焼くんですか!?
パパが!!
俺やったぜっ!感もなしに、そんなん当たり前ですよの空気感。

それ欲しい‼️
グラタンがレンチンのやつでも嬉しい‼️
ジャムおじさん聞こえてますかー!

〈幼児向け物語の作り方の留意点〉
育児も家事も、共働き関係なく夫婦の領分になりつつある風潮です。
専業主婦が何言ってるのか、とツッコまれそうですがお母さんにだって人権があるんです。

最近1歳によく言う言葉で。
「お母さんにだって人権があるんだ!」 
主に服をガッと捕まれてポロリさせられた時に使います。

さ、話を戻しましょう。

二つのアニメの根底の違いが何となく垣間見えると思います。育児や家事はお母さん及び女の仕事じゃありませんよ。

家事は家に暮らす人々が、育児は子に関わる全ての人がやろうよ。

文章で伝わるなんて、たかが知れてます。
すぐに変わるなんてない。

だから、今アニメをキラキラした目で見ている子ども達に、この考えを伝えて刷り込んで、当たり前にしていきたいじゃない。

そしたら、男だから女だからと苦しんだり我慢したり、折り合いをつけることが減って、自由な心と時間が増えるはずだよ。

家事だってお母さん一人が文句を言いながらやるストレスと時間が、皆でやったら時間は分散されてストレスはなくなるよ。
家事しないで文句聞いてるのもストレスでしょ。やればスキルと自信になるし、時間が効率的に使える。

その分生産的な時間なるじゃない。

クリエイティブな仕事をしている方に届けー!






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