動いてみるとわかる風景

これまでの経緯を書かない状況で、先週から今日の動きを備忘録として残しておこうと思う
先週、実家のある市役所の空き家バンク登録のため、都市部住宅課窓口へ書類提出。郵送でも受け付けてもらえそうだったけど、足を運ぶことが大事と思って、初めて行ってみた。窓口でやりたいことなども話すと、「地域振興部 地域づくり推進課 定住サポートセンターについでに寄ってみるといいよ。そして法務局に行って登記を調べることもできる」と教えていただく。
これは、目をつけてる空き家の状況を確認したいと話したところ、すぐに行くことを勧められた。

空き家バンク登録には2~3週間かかるらしい。捺印が必要というアナログな上に、手続きにもそこまでかかる理由はよくわからないけど、お役所仕事もなんだか大変だ。

地域づくり推進課の担当の方は、突然の相談にも関わらず、いろいろ話を聞いてくれた。実はここの市役所によく知っている幼馴染の弟くんが勤務しているので、いろいろ話してしまうとバレてしまうけど、もう後には引けないなと思いつつ、思いのたけを語った(笑)
うまく補助金を使っていくこともだが、次に向かうのは住民自治協議会だよと指南していただく。今後、具体的に補助金だけじゃなく、いろいろ相談に乗ってくれそうな方で、よかった。

で、今日。
一昨日、住民自治協議会に電話して今日のアポを取った。ちょっとドキドキ。今日は副自治会長さんが待っててくれた。後から気づいたが、今日は水曜日で毎週母が通っている100歳体操とかいう、地域の高齢者が集まって運動をする日だったようで、母も同じ建物の2階で体操してたΣ(・□・;)

副自治会長さんも、これまたとてもいい方で、何とか力になりたいと普通に思ってくれる方のようで、私が狙ってる空き家は情報としては知っておられたものの、最近の会合では区長さんが欠席されておられたとかで、話に上がらなかったらしい。定期的な会合を開いておられ、そこで把握しているのは、町内に300件は空き家があるとのこと。空き家をすぐ住める、要改修、倒壊?といったようにランク付けされているらしい。ちなみに高齢化率は60%越え、町内の小学校の児童は90名程度。町内には1つ診療所があるが、週2回程度しか来ておられない。なかなかだ・・・

ということで、私が狙っている空き家の登記情報を伝えたところ、同じ地区の知人を通して繋いでくれそうな感じ。でも実は、近所のKさんの娘さんは私の幼馴染で、お母さんもお祖母ちゃんもよく知っていることを伝えると、横から事務の女性が「Kさんなら今日体操に来られていますよ」と

なんて話が早い!
というわけで、100歳体操が終わるのを待ち、当然だが母が真っ先に事務所に来た(笑)まぁ帰ること、自治会長さんに会うことなどは伝えておいたので、同じ場所に行くことは母はわかってたようだ

で、Kさんと話したところ、ご主人に伝えていただいて、副自治会長さんとKさんのご主人とで空き家の持ち主に話を持って行ってくださることに

母を連れて実家に帰ってお昼ご飯を作っていたら、そこへKさんが来られた。登記の持ち主は長男さんで、すでに亡くなっておられる。その奥さんとお子さん2人がおられるようなので、その奥さんに話す必要がありそうだ、と。そのことを伝えに来てくださった。車で3分くらいのところからだが、自宅で採れた野菜と果物を持って。なんてありがたい話。

そんなこんなで、話は進んだ。
でも、ここからはそう簡単に話は進まないんじゃないかと思っている。以前も、親戚が空き家になり管理が大変という話が合ったとき、私が借りることを提案したら、親戚がわらわらと出てきて、結局話は立ち消えた。

家という建物は物体として存在しているだけでなく、家族が持っているもので、人が紐づいているから、そんなに簡単には切れないものだと思う。
でも、住む人を失くした家はまた新たな繋がりを作る役割を持ってほしいと思うので、なるべく早くその役割を取り戻してあげたいなぁ、とか思ったり

さて、この空き家、私の元につながってくるのかな。
そうならなくても、先週からの動きで、これからのことを考えるとわくわくしてきた。これから起こることが楽しみになってきたぞ♪

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