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占いは、人生をおいしくいただくためのもの

2017年の同名モーメント(ツイートまとめ)からの転載です。2017年当時のツイートなので「当番は何のプロでもありません、愛好家です」と名乗っています。

併せて拡散。こちらは(※2017年の)3月20日春分開催。当番、様々なことをやっているように見えますが、実は二種類か三種類の元ネタを繰り返し応用しているのです。使い倒し、使い回し、組み合わせを変えて料理している。何をどうしているのか、お見せします。

(※2023年註。元は2017年春分に行った講座のための前宣伝ツイートでした)

料理、というキーワードが出たところで、ちょっと当番の立位置についてお話しいたしますね。当番は占い師ではありません。占いライターでもありません。趣味で長年占星術の本を読んでいるだけの一愛好家です。お料理にたとえたら、料理人でもフードライターでもない、ただ自作自食が好きなひとです。

占いを「料理」に、「占いをする」を「調理をする」に喩えたら、占い師さんというのはコックさんとか板前さんとか、作ったお料理をお客に提供して対価をいただくのがお仕事のひとです。占いライターさんや占いの本を出すひとは、フードライターさんやお料理の本の著者みたいなもの。

当番は中学生の頃にホロスコープの計算をして以来の占い好きです。料理に関しては、小学生の頃から包丁を振るっています。ホロスコープを出してどう読むか考えて書いてみるのも、占いの本を読むのも、野菜を刻み肉を焼くのも大好きです。でもひとさまに出してお代をいただくことを仕事にはしていません。

当番の占いは、当番の料理と同様に、基本自家消費用なのです。たとえば当番が占いについて書くこと話すことをあなたがいくら見聞きしたって、占い師にはなれないと思います。それは私に料理を教わっても調理師にはなれないのと同じくらい、たしかなことです。

あるいは当番を第一種運転免許持ち自家用車のドライバー、プロの占い師さんを第二種運転免許持ちタクシードライバーと思ってくださってもいいです。私、運転チョトデキル。でも他人を乗せて運んでお金もらう仕事はしてない。免許が違う。タクシードライバーを目指すひとを教えることもできない。

占い師を目指すなら実際占いを仕事にしているひとが教えている講座を受けた方がいいですし、調理師になりたいなら、実際調理を仕事にしているひとが教える料理学校へ行った方がいいです。タクシードライバーを目指すなら、教習所ですよね。

では占い師でもなければコックさんでもタクシードライバーでもない、ただの占い愛好家で料理愛好家で車に至ってはペーパードライバーである当番の話を聞きに来ていったい何の役に立つのか。

そうですね、プロの提供するサービスを享受するのも楽しいし素晴らしい体験だけれど、自分で占い、料理をし、運転するのも楽しいですよということはお伝えできると思います。まあ運転の楽しさはわたくしペーパードライバーだからお伝えできませんけれど。

当番、何もケチや節約で自炊や自占をしてるわけではないのです。たまにはプロのお店にだって行くしプロの書いた占い本や料理本、読むの大好きです。ではなぜ自分でも料理をし、占いもするかというと、手持ちの材料で工夫して、おいしくいただくというのが好きだからです。

占いをすることとお料理をすることは似ています。どちらも人生で出会うものをおいしくいただく方法です。プロの作ったものはさすがにおいしいです。毎日プロのごはんをいただけたらそれは素晴らしいです。でも自炊ができたらプロのお店が閉まっていてもおいしいものが食べられるんだよ!

本日のやさぐれ料理レイゾーコ・ニ・アルモンデ、星見当番のアストロ大喜利ホロスコープ・ニ・アルモンデ。

ホロスコープ・ニ・アルモンデでひとつ思いついたぞ。ホロスコープ・ニ・アルモンデというと、自分が生まれた時のホロスコープに配置された天体しか使えないような気がするじゃない?なんでうちのレイゾーコにはゴボウばっかり入っていてアスパラガスとかはねえんだよ?とか。そうじゃないんだ。

もちろん自分の冷蔵庫(これをネイタルホロスコープ、つまり生まれた時のホロスコープとします)にゴボウばかり入っていたらゴボウ料理のレパートリーを沢山知っていて、かつゴボウ好きだとおトクなわけです。でも食材は外から追加調達もできる!お買い物に行ったり、裏庭の畑から収穫したりできます。

冷蔵庫(出生図)がある台所から裏庭に出てみると家庭菜園的なスペースがあります。この家庭菜園が進行図(プログレス図)。あなたが生まれた時にこの裏庭に果樹や野菜を植えて、時間の経過と共に柿の木に実がなったり畑で芋が太ったりしています。タイミングが合えば収穫できるわけです。

裏庭から町へ出てみると市場があります。そこで自分ちの冷蔵庫(出生図)や裏庭の菜園(進行図)にない野菜とかを買えます。自分ちの裏庭で採れたゴボウを売って卵を買ってもいいわけです。市場では、時期によって何が旬で沢山出回るとか、何が端境期で少ないとか、大きな流れがあります。

市場は「経過図(トランジット図)」です。「自分ちの冷蔵庫・自分ちの裏庭の畑・市場」の三つから食材は得られます。食材の知識や料理のしかた、入手先を知っていれば、いつでもソコニ・アルモンデおいしいものが食べられるわけ。

「春が来たら市場にタケノコが出回るな、タケノコごはん炊こうかな」とか、「今日は買物いく元気ないけど冷蔵庫にゴボウがあるから、これできんぴらにしよう」とか(謎のゴボウ押し)。「秋になったら裏庭の柿を食べるんだ」とか。料理に関心があると季節の移り変わりが楽しくなる。占いも同じです。

当番は、食材を見ると「これ…どうやって食べたらおいしいかな…( º﹃º )」と考えます。占星術ネタも同じですね。「これ…どうやって食べたらおいしいかな…( º﹃º *)」だから、言ってみれば当番がときどきTLに放流する占星術ネタは、メシテロです。見るひとのお腹を鳴らしたい。

待って…西洋占星術じゃなくて算命学の話になっちゃうけど、占いは料理みたいなもんだ説ってチョー鳳閣星っぽくね?私いま鳳閣星ダダ漏れてね?(私は鳳閣星中心)

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