風エレメントは「〇〇風」
2022年8月30日のツイートまとめ。
「〇〇そのものではない、〇〇っぽさ」のことを日本語で「〇〇風(ふう)」と呼ぶことを思い出してフフっとなっている>mimic の♒み。「よいものは『みんな』が使えた方がいい」と模写し拡散する風(かぜ)は「〇〇そのものでなくてもいい」「〇〇風(ふう)であればいい」という発想。
「体験まるごと、〇〇そのものでなくていい。それっぽければじゅうぶんである」は♊1のサビアンシンボル「ガラス底ボート」の発想に近い。魚を見られればそれでいい、ダイバーが見るようなそれっぽいものが見られればそれでいいのであって、魚が見られればダイビング体験はなくてもいい。
「潜れない人」「濡れたら死ぬ人」に「潜らず濡れずに魚を見る体験を提供する」が風の工夫。「〇〇にまつわるもののまるごと全部がほしいのではない。おいしい部分だけがあればいい。または〇〇っぽさが味わえればいい。お高いフルスペック品ではなく、お安く手軽な〇〇風(ふう)でいい」人向けの工夫。
パンク精神やパンク体験ではなく「パンキッシュ(パンク『風』)なスタイル」を普及させるのが風エレメンツ。「〇〇まるごとではなくていい。『それっぽさ』があればいい。〇〇イッシュでじゅうぶんだ」と割り切って、切り取って薄めないと大衆化はしない。流行もしない。ローカライズもされない。
「独自のスタイルの確立」よりも「スタイリッシュのポイントを抽出して、再現可能な型にして大衆化」が風の働き。
富士山へ行きたくなったら自分で行っちゃうのが火、富士山に登山道と山小屋を作っておにぎりのひとつも売ろうとするのが地、富士塚を作って富士登山の疑似体験を売るのが風、富士山の画像を飾ると開運するらしいと聞いて富士山カレンダーを買うのが水。
「実際に高級なもの・実際に上質なもの」をよしとするのが地の価値観、「高級『感』・上質『感』を出しているもの」をよしとするのが風の価値観。「高いものではなく高見えするもの」「清潔な人ではなく清潔感のある人」。
「実際〇〇なのではなく、それらしく見えるように要素を抽出して再現した〇〇『風』のもの」
「実際〇〇するのではなく、それらしく見えるように要素を抽出して再現するプレイである『エア〇〇』」
「見立て」や「もどき」は風のプレイ、風流。
「もどき」で思い出した。服屋さんで「モックタートルネック(タートルネック『もどき』のハイネック)」ニットを見かけるたびに、「モック(もどき)」は「タートルネック」全体に掛かると頭では理解しながら、いつも脳裏をよぎるのが「モックタートル(ウミガメモドキ)の首」。
『不思議の国のアリス』に登場する「モックタートル(『ウミガメモドキ』、または『まがいウミガメ』『ニセウミガメ』と訳される)」のプリントされたTシャツは検索すれば沢山出てくるが、「モックタートルがプリントされたモックタートルネックのトップス」は検索に引っかかってこない。
あったらほしい、「モックタートルがプリントされたモックタートルネックのカットソートップス」
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