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牡牛座9度「きよしこの夜」

2018年4月28日17時16分、トランジット太陽が牡牛座数え9度へ入ります。牡牛座数え9度のサビアンシンボルをぎゅぎゅっと五文字くらいに縮めたら「きよしこの夜」

「♉9きよしこの夜」の原文チェック。黒字が1925年ジョーンズ版「A Christmas tree decorated 飾りつけられたクリスマスツリー」。青字が1975年ルディア版「A fully decorated Christmas tree. すっかり飾りつけられたクリスマスツリー」

「♉9きよしこの夜」の番地チェック。牡牛座前半(往路)の、第2グループ(まんなか)の、第4度数。どの5度組でも第4度数は第3度数と対になる。第3度数は第1と第2度数の間にうまれたこども。磯野家で言うなら第4度数はマスオ。波平とフネの子であるサザエの夫。

牡牛座前半(往路)第2グループ(まんなか)。「♉6谷繋ぐ橋」が波平、深い谷があっても迂回しない。あちらとこちらを橋で繋ぐ。「♉7異郷の出会い」がフネ、ズバズバ語り合うイエスとサマリアの女。「♉8出番待ち」は波平とフネの子サザエ。降雪を予期して今から橇を用意する。

「♉9きよしこの夜」はサザエと対になるマスオ。♉8で降る〜きっと降る〜と予期して出しておいた橇の出番が来たよ。クリスマス。冬の極まり、一陽来復。幼子イエスの誕生を祝う日。部屋にはクリスマスツリーが飾られ、外は雪。贈り物を抱えた人々が橇で行き交う。

雪にも、闇夜にも邪魔させはしない。橇を駆ってどこまでも、飛ぶように走って行こう。どこへでも、贈り物を心待ちにする子がいる限り。今夜はクリスマス。神の救いと賜物(贈り物)を必要とする人々のところへと野越え山越えやってきたイエスを記念するお祭り。

サンタクロースは橇を駆ってこどもたちに贈り物を届ける。イエスは神様の贈り物――神様が人間を愛しているということ――を届けるために人間になって生まれてきた。クリスマスはそのことを記念するお祭り。もろびとこぞりて称えまつれ。久しく待ちにし主は来ませり、主は来ませり。

「♉9きよしこの夜」は牡牛座前半(往路)の第2グループ(まんなか)の第4度数(マスオ)前半第1グループのマスオと比べてみよう。第1マスオと第2マスオは対になる。第1グループのマスオは「♉4虹の麓の宝」。夢物語だと言われている。でもいつの世もあれを信じる者がいる。

「♉4虹の麓の宝」と「♉9きよしこの夜」。「虹の麓に金の詰まった壺が埋まっている」はアイルランドあたりの言い伝え。「いつか神様が救い主を遣わしてくれて、ユダヤの民を救ってくれる」はユダヤ人の言い伝え。「その救い主こそイエスなんだよ」がキリスト教徒の言い伝え。

いつか見つける、虹の架け橋。恋人と、夢追い人と、私とで。ユダヤの民の言い伝えでは、虹は彼らの神様が空に置いた約束。もう洪水は起こさないという約束をあらわす。「いつか救い主が」もユダヤの民が語り伝えてきた物語。ただ、彼ら的には救い主は「まだ来ていない」

「いつか来る」という伝説の救い主を「あのひとがそれだ。しかもユダヤの民だけではなくて信じるなら誰でも救ってくれるのだ」と語り伝えたのがキリスト教。「いや、あのひとは違う」がユダヤ教。すごくざっくりと言えば。

最初に「あのひとがそれだ」と言い出した人々は「虹の麓の金の壺」を信じる者のような扱いを受けた…かもしれない。虹の麓に黄金が埋まっていて、諦めさえしなければそれに手が届くはずと考えるのは恋人たちと、夢追い人。それに私。いつか見つける、虹の架け橋。神様の約束。

そして最初の信者たちが「伝説のあのひと」を追いかけはじめてから千何百年が経過し。冬至と「あのひとが生まれた記念」を一緒に祝うようになった。部屋にはクリスマスツリーが飾られ、祝福を待ちのぞむ子らへは賜物(贈り物)が届けられる。虹のもう片方の端はここにある。

生まれたときのホロスコープで「♉9きよしこの夜」は何ハウスにある?今日の太陽はそこを照らす。穴埋め #アストロ短歌 で確認しよう。

「○○○○で(五音・ハウス) 腑に落ちるまで(牡牛座) 見つめたい(太陽) 時は来たれりきよしこの夜」

#サビアンシンボル物語

【♉️きよしこの夜 をより深く理解するための比較対象シンボルリスト】
♊9獲る気満々(となりのサイン)
♋9無垢な反応(60度)
♌9硝子職人の技(90度)
♍9斬新な表現(120度)
♏9文明病の治療(180度)
♑9琴線に触れる(120度)
♒9理念の具現(90度)
♓9デッドヒート(60度)

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