もうカロリーの妖精にはなれない
認めたくないことだけれど、月曜日に豪勢なパンケーキモーニングを食べてから、お腹の調子が悪い。
スフレパンケーキとはいえ3枚は多すぎたかな(うち1/2枚は同席者へ)
パンケーキちょっと生焼けだったかもしれないな
あまりにも生々していた生ハムがよくなかったかな
リコッタチーズ入り泡立てクリーム、もはやお腹に居残るお年頃になったな
当番ともあろうものが、ひとさじ残ったリコッタチーズ入りクリームを前にしてギブアップするなんて。そのクリームひとさじ残ったお皿をお店のひとが「お済みのお皿、お下げしまーす」と持ち去ったときも引き留める気力すらなかったくらい。お店のひとがお皿を下げる判断をしたのも、たぶん当番の顔に「お済みです」の表情が浮かんでいたせいだと思います。なんという体たらく。おいしいものは、作ってくれた人への感謝をこめて美しく完食することが礼儀だと思っている当番がクリームをひとくち残して下げさせるだなんて。
胃の力は弱りにけりないたづらに我が身世に減るやまひせし間に
かつての当番は「(高)カロリーの妖精」を自称していたものです。しかし、もう二度とカロリーの妖精には戻れないのかもしれません。多品目の盛り合わせデザートプレートやパフェ、単品目のメガ盛り、どちらも受けつけなくなってきました。最初は「食べている最中は楽しく完食するものの、後から体調を悪くして苦しむ」でしたが最近は「食べている途中で限界がくる」です。「食べる前からこれは完食できないかもしれないと胃が警告してくるもの」もあります。最近の当番、「パートシュクレにクレームダマンドを流しこんで焼いた上にフルーツをたっぷりのせたタルト」を見ると胃が「ムリだと思うよ」と警告してきます。下のクレームダマンドとパートシュクレまで行きつける気がしない。以前は完食していたのに。
「(高)カロリーの妖精」を自称できなくなってしまった当番、今後は何の妖精を自称しようかしらん。「低カロリーの妖精」かしらん。それとも運動に精を出して「筋肉の妖精」を目指すべきかしらん。それとも現状に沿って「胃弱の妖精」かな……
「カロリーの妖精」卒業後の妖精キャリアについて思案する晩夏の朝です。妖精キャリアとは。
お気が向いたらサポートをお願いします!サポートは当番の紅茶代となり、ひいては明日への活力となります