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『ホロスコープを描こう』(アストロ同人誌のご案内1)

星見当番です。本日の更新記事は当番が販売しているアストロ同人誌『ホロスコープを描こう』の宣伝です。BOOTHで売っています。1冊500円です。

これは元々、当番が #アストロ小学校 というシリーズ名で開講していた初心者向け西洋占星術講座のテキストです。「某忍術学園や某魔法魔術学校のように『西洋占星術を学ぶ小学校』が存在するとしたら?」というコンセプトのもとに「アストロ小学校」という名を付けました。講座は「科目」、講座テキストは「教科書」というイメージです。

この『ホロスコープを描こう』は「アストロ小学校・さんすう」に当たります。「ホロスコープの成り立ちと基本的な見かたを把握するため、コンピュータで計算した既存のホロスコープを目の前に置き、白地図状態の記入用紙にゆっくり書き写してみる」という内容です。

リアル講座時代に配布していたテキスト冊子

画像は印刷して小冊子に仕立ててありますが、販売しているのはPDFデータです。購入後、ダウンロードしたデータをメモリー等に入れ、セブンイレブンで冊子印刷すると画像と同じA5サイズのテキストを作ることができます(PDFはA4サイズです。「両面」「2枚を1枚にする」「冊子印刷・左綴じ」を指定して印刷します)。

テキスト(右)と記入用紙(左)

『ホロスコープを描こう』PDFデータには、テキスト本文と表紙(画像向かって右)以外に記入用ホロスコープ用紙(画像向かって左)が収録されています。記入用ホロスコープ用紙はA4サイズで印刷して使ってください。

既存のホロスコープ(左)と白紙のホロスコープ用紙(右)

ホロスコープ無料計算サイトで作成したホロスコープを白紙のホロスコープ用紙の隣に置いて、手順通りに書き写していきます。

記入用紙に書いた手書きのホロスコープ

実際に書き込んだホロスコープが上の画像です。年月日のみテープで目隠ししていますが、この見本画像は星見当番が生まれたときのホロスコープです。

まったくの西洋占星術初心者(当番は初心者の方を「アストロいちねんせい」とお呼びしています)が、このテキストを見ながら初めてホロスコープの作図をするのに、休憩時間コミで2時間半から3時間が必要だと思います。当番が開いていたリアル対面講座としての「ホロスコープを描こう」も3時間かけていました。3時間で5000円の講座です。

2016年から2019年にかけて断続的に開いていた「ホロスコープを描こう講座」ですが、コロナ禍が発生した2020年に対面講座の継続が困難になってしまいました。それを機に「アストロ小学校の講座テキスト」を「アストロ小学校の自習用教材」としてデータ販売を始めたのがこの『ホロスコープを描こう・電子版』です。お値段も「自習特価」と銘打って、対面講座の10分の1という破格で販売しております。

年月日と時刻と緯度経度情報を入力欄に入れて決定ボタンを押すだけで正確なホロスコープが無料でパパッと算出されてしまう21世紀に、あえて自分の手を使ってアナログに時間をかけてホロスコープを描く講座を当番が開いたのは何故か? それは、人間の目と頭はコンピュータと同じ速さでは物を認識することができないからです。認識できないものは理解もできません。自分の目と頭が認識できる速度、わかる速度でゆっくり手で描いていくことで、ホロスコープの成り立ちと見かたの手順を身につけていく経験を「アストロいちねんせい」の皆さんに積んでいただきたいからです。

もちろん、毎回毎回ホロスコープをイチから手で描けとは当番も言いません。時間がかかりすぎますものね。でも「はじめの1回」は、林間学校で飯盒炊爨を体験するような気分で「ゆっくり・手を使って」ホロスコープを描いてみてほしい。当番はそう思っています。これをいちど経験しておくと、次から自動計算されたホロスコープを見ていく目が必ず変わります。

実は、ホロスコープには漢字と同じように「パーツ」に分かれていて、漢字と同じように「書き順」もあります。「ホロスコープの書き順」はそのまま「ホロスコープを見る順」です。「ホロスコープを読むときにまず注目する箇所」がなぜ「そこ」と「そこ」なのかは、手順通りにホロスコープを描いてみればわかります。

この『ホロスコープを描こう』で作れる手描きホロスコープをカラーにしてペーパークラフト化すると #ペパクラホロスコープ になります。

ペパクラホロスコープ

ペパクラホロスコープの作りかたはnoteでも公開しています。こちらですね。 

また、ペパクラホロスコープを真ん中から二つ折りにしてポップアップカードに加工すると #ポップアップ出生図カード になります。

ポップアップ出生図カード

星見当番、2014年にポップアップ出生図カード作成講座というものも開いておりました。画像中央に写っている水色の小冊子が当時の講座テキストです(講座限定の配布テキスト、非売品)。

当番は常々、「西洋占星術の入口は『さんすう』、出口は『こくご』」と申し上げております。「西洋占星術の入口は『さんすう』」とは、ホロスコープというものが「数と図形、時間と空間」から成り立っていることに由来します。時間と速度を計算し、図形に落とし込んで作画する。『ホロスコープを描こう』テキストでは皆様にそれをご自身の手でやっていただきます。ホロスコープを描くこと、それが西洋占星術の「入口」です。

「西洋占星術の出口は『こくご』」、これは「ホロスコープを読み、シンボルの意味を伝えるには読解力と言葉による表現力が必要」という意味です。「いや、私はホロスコープから読み取ったことを絵画やダンスや音楽で伝える!」という人がまったくいないわけではないのですが、それを選ぶ人は大変に稀です。大抵のホロスコープ読みのアウトプット方法は「ことば」です。ゆえに「西洋占星術の出口は『こくご』」というわけです。

「西洋占星術の『出口』」である「アストロ小学校・こくご」は「アストロ短歌」が担います。こちらも講座、及びそのテキストがあります。#アストロ短歌 の自習用テキストについては、別記事でご紹介します。

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