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【アラフォー主婦】社会不適合者と自覚するまで

私は一年前ぐらいに自分が社会不適合者だと気づきました。夫の転勤で長野に来たことがきっかけです。それまでも薄々は気づいていたかもしれませんが、見ないふりをしてました。

振り返ると、20代までは気力と体力で乗り越えてきました。学生時代は先生の言われたことを守るいいこちゃん。そのまま社会人になっても上司の言うことを守る新人ちゃん。
たぶん先生や上司からは悪い印象はなかったはずです。

しかし30歳で壁にぶつかります。「仕事しんどいなぁ」どうやら私は責任感が強すぎたようです。
当時は完璧主義でした。そのため派遣社員(事務職)になり、自分で責任を背負いこむことを避けました。

すると次は、毎日同じ時間に電車にのり、毎日同じ職場の人と顔を合わせることに拒否反応が出てきました。

別にいじわるをされていたわけではありません。むしろ先輩たちからは可愛がってもらってました。残業の多い仕事だったので、皆で頑張って終わらすぞー!おー!とゆう感じでした。

だから「この電車に乗ってあそこに行きたくない」と思ったとき、自分の思いにびっくりしました。

…嘘やろ。昨日もお菓子交換会してたやん。次の日曜日もみんなでランチ行くやん。楽しみにしてるやん、私。どうしたん私。

でもこの気持ちは少しずつ大きくなり、数ヶ月後会社を辞めます。そして次は、自転車で通える接客業に勤めることにしました。

接客業で働いてからは「あそこに行きたくない」病は発症しなくなりました。たぶん毎日色んなお客さんと話すことで、同じ場所に閉じ込められてる感覚が減るんだと思います。

しかしコロナのステイホームをきっかけに、同じ場所に数時間閉じ込められてる感覚が徐々によみがえってきました。

「今日も20時までお店から出れないのか」絶望した気持ちで出勤してました。
しかし、仕事をすれば毎日お客さんとお話ができるし、スタッフの人間関係もよかったので働くことは苦痛ではありませんでした。

だから、「働くってそうゆうもんよね」と思ってました。

そして1年半前に夫の転勤で関西から長野に来ました。

長野に来て、大きな自然とゆっくり流れる時間に身を委ねると「全然働きたくないんですけど」「頑張りたくないなぁ」と、隠れていた本能がムクムクと顔を出してきました。

こんなことを言うと長野のせいと聞こえますが、大きな自然を目の当たりにし本来の私が出てきただけです。

本来の私は、同じ時間に起きて決まった時間に働きたくなかったみたいです。
お客様のために、とゆう名目で自分の時間も体力も消耗したくないようです。

食べて寝て笑っていたい。
本読んでコーヒー飲んで夫と過ごしていたい。
心許せる友人が数人いて、家族がいればそれでいい。
美味しいもの食べて、春がきて、健康で布団でぬくぬくしたい。

嘘もつかずに、誰も傷つけずに、楽しく笑って過ごしたい。

まぁ仕事が嘘をついてるわけでも、誰かを傷つけてるわけでもないのですが…。

自由になりたいなぁ。
改めて思うと過去のサラリーマン生活がよみがえってきます。

休憩時間が1分過ぎて怒られたこと。
お客様に迷惑かけたと言われ休日に一時間強の説教電話がきたこと。
お前ほんまに使えねーなと言われた上司の表情。

あー私めちゃくちゃ頑張ってきたなぁ。
もう、頑張るのやめようっと。

こうして、社会不適合者ができあがりました。


自覚してから気づいたことがあります。
それは、自分で決めたことはどんなことでも我慢できること。

9時から19時まで勤務することは苦痛ですが、ブログを書くため9時から19時まで没頭することはできます。

仕事のために朝7時の起床は苦痛ですが、今日は休みで自由だ~の7時起きは余裕です。

仕事に行く電車は苦痛ですが、新しい学びのために向かう電車はワクワクします。

そして週3日の勤務であれば、社会のルールを守れるとゆうことです。

つまりは心の持ちようと、心のゆとりがあればそれなりに生活できるようです。
…知らなかったな、自分のこと。

みなさんにとっての解決策かは分かりませんが、こんな人間もいるので頑張ることをやめるのもアリだと思います。
魔法の言葉、やーめっぴ☆

私の尊敬する人が使ってる言葉なので、ぜひ自分のために使ってみてください。


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