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【パート主婦】ようやく自分の役割を理解しはじめた

私は週3日働くパート主婦です。夫と二人で子供はいません。夫は週5日働いているので、一週間のほとんどは一人でお家でゆっくり過ごしています。一人が好きな私にとってはストレスフリーな毎日です。

たまに「お金を稼がねば」とか「私は世間に必要とされてるのか」とか思うこともありますが、「生きてたらいいよね〜」「夫とご飯食べてゲームしてたら幸せだしね〜」が上回っています。欲しいものも買えないし、行きたい場所にも行けないけど、美味しもの食べて生きてるんだから幸せよねってゆう感じ。

昼間は本を読んだりYouTubeを見ています。もちろん掃除とか洗濯もたまにします。掃除をする時はYouTubeはラジオ感覚です。その時の気分によって違うけど、少し前はオリエンタルラジオの中田敦彦のあっちゃんがブームでした。

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どの動画か忘れましたが、人間は4つのタイプに分かれると言ってました。ドラクエ5の世界で言うと、①勇者②戦士③魔法使い④僧侶なんだって。

①勇者は、「魔王を倒すぞ!」と言って仲間を集めます。会社で言えば、プロジェクトを立ち上げチームを編成する立場でしょうか。

②戦士は、高い攻撃力で敵を倒していきます。防御力や素早さも平均以上はあるので、勇者にとっては頼もしい存在と言えるでしょう。
会社で言えば、テキパキと行動し結果を残す人でしょうか。良い成績を残すタイプの人とも言えそうですよね。

③魔法使いは、普通ではできない摩訶不思議な魔法を次々と出します。
会社で言えば、クリエイタータイプでしょうか。奇想天外な発想でチームの士気を高める存在とも言えそうです。

④僧侶は、攻撃力や守備力は低いですが、他人を援護したり回復することに長けています。
会社で言えば、陰で支えるメンバー。チームに一人いれば人間関係が円滑になりそうです。

私の中では、①勇者は「みんなで50m先まで行こう!」と先陣きって言う人。②戦士は「はい、全力で行きます」と言う人。③魔法使いは「空飛んでいきます」と言う人。④僧侶は「みんな行けるかな」とゆっくり行く人だと思っています。

どの職場にもそれぞれのタイプの人がいそうですよね。

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ちなみに私は僧侶タイプだと自覚しています。
「50m先に行こう!」と言われても「なんで?今のままじゃいけないよ?だってみんなのHP残ってないじゃん」や「結局100m先にも行こうって言うんでしょ?」となります。
いい意味で言うと危機管理能力はありますが、結局は何もしないとゆうこともあります。

だから私には戦士や魔法使いが必要です。
「とりあえず行けるところまで行こう」とか「これをしてダメなら別の方法を考えよう」と背中を押してもらえる一言がないと進めません。ちょっとめんどくさいやつです。

一方、職場の同僚は戦士タイプです。上司からの指示には的確に行動します。結果も出るので誉められるタイプです。しかも戦士タイプの行動は素早いので、僧侶タイプの私が出る隙はありません。「○○しといたよ」気付いた時には報告をしてくれます。

夫も家庭を守るとゆう目標で言えば、戦士タイプです。お金を稼ぎ、家の運営を担っています。
私は家でも僧侶タイプかな。家の中を清潔にし、夫の健康や夫のしたいことを応援する立場。

このように周りには戦士が多くて日常生活はとても円滑に進んでおります。(感謝!)

◇◇◇

今では自分を僧侶だと自覚してるけど、実はずっと戦士だと思っていました。だって戦士ってかっこいいじゃん。
「○○して結果出します」とか「一番はじめに○○しました」とか言ってみたいじゃん。でも当たり前だけど、戦士になんてなれませんでした。

20代の時に人の上に立つ立場になった時、めちゃくちゃ悩みました。私が知ってるリーダーは戦士の人ばかりだったからです。
「お前はホイミしとけよ」みたいな「あんたはそんな役割じゃないよ」きっと周りはそう思っていたでしょう。振り返ればアドバイスのほとんどはそれだったかも…。

なので、今の職場の先輩から「(私のこと)さんって、リーダータイプだよね」と言われた時は驚きました。

仕事中、同僚はすぐに行動します。その行動は早いので、私は足手まといになると思い、私は他のできることを探します。

他人から見ればそれは滑稽な光景でしょう…。同僚はテキパキと業務をしているのに、隣で私は周りをキョロキョロしてできることを探しているのですから…。

「うん、だからそれがリーダーじゃん」
先輩からの言葉。目から鱗が出るとはこのことを言うのですね。

◇◇◇

そのことを同僚に言いました。
「私もそうだと思う!」と言ってくれ鱗が止まりません。
同僚は部活動ではキャプテンをしていたり、何かと〜長になるタイプの人間だからです。

「これしろって言われたらそれはできるんだけど、他人に何かを指示するのが実は苦手だったんだ」と、私から見れば立派な立場で活躍していた時の悩みを教えてくれました。

戦士さんにもお悩みがあったのですね。
剣をカッコよく振りかざしていた姿からは全く見えませんでした。だってずっとあなたのような人になりたかったから。

あなたはあなた。
私は私。
うん、私は僧侶だから僧侶の役割を全うしよう。そして、僧侶を必要としてくれたら全力で応えよう。そう誓った36歳。

◇◇◇

僧侶という役割は、女性的な意味合いが多く含まれていると思います。ドラクエの世界でも僧侶はほとんどが女性だしね。

だから私のような役割を「主婦っぽいね〜」「女性らしい考え方」と思われるかもしれません。でも私の中では「主婦になりたい」もなければ「女性らしい生き方をしたい」も全くないんです。

「気付けばこうなってました!」
ただそれだけ。

自分の役割を知ることはとても重要ですよね。知れたら無理をせず、役目を果たしていこうと思えました。

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