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おにいちゃん・おねえちゃんの赤ちゃん返りを落ち着かせる5つの魔法!(育児編)

赤ちゃんが生まれてから、上の子の赤ちゃん返りに悩むお父さん、お母さんは多いはずです。今回は、上の子が落ち着く魔法を5つお話します。

1.赤ちゃんのお世話に上の子を巻き込む
2.授乳する時は上の子も誘う
3.「ダメ」と言わない
4.
名前で呼ぶ
5.
上の子と二人きりの時間を5分作る

1.赤ちゃんのお世話に上の子を巻き込む

赤ちゃんのお世話をする時、上の子の年齢に合わせてできることを手伝ってもらいます。

1-1)おむつ替え

おむつを取ってきてもらいます
おむつを替えたいと言えば、ぬいぐるみ(お人形など)を準備して上の子にはぬいぐるみのおむつ替えをしてもらいます。お父さん、お母さんが赤ちゃんのおむつ替えをしている横で、上の子はぬいぐるみのおむつ替えをするのです。本物のおむつやおしり拭きを使わせてあげることもポイントです。「ウンチが出てるから拭いてあげようね」というと張り切っておしり拭きを取り出して拭きます。

1-2)抱っこ、寝かしつけ

赤ちゃんが泣いている時に抱っこをする場合、「ぬいぐるみも泣いているよ」と上の子に伝え、「一緒に抱っこしてみよう」と話しかけます。赤ちゃんを抱っこしながら揺れていると、隣でお父さん、お母さんを真似てぬいぐるみを抱っこしながら揺れている上の子の姿はとっても可愛いです。赤ちゃんが泣き止んだら「ほーら泣き止んだ。○○ちゃんの抱っこ気持ちいいんだね」と褒めると上の子のテンションはグーンとあがります。
寝かしつけも同様の方法が使えます。

2.授乳する時は上の子も誘う

赤ちゃんに授乳をする時、全身を使って嫌がる上の子を見かけることがあります。大好きなお母さんを赤ちゃんに奪われたように感じるのでしょう。
授乳をする時、ぜひ上の子も誘ってみてください。そして、赤ちゃんが飲んでいるおっぱいと反対側のおっぱいを差し出し、「どうぞ」と上の子に言います。飲むもよし、触るもよしの状態を作ります。上の子は飲むかもしれないし触るかもしれないし、お母さんの膝に座るだけで満足するかもしれません。大好きなお母さんのおっぱいは自分のものという感覚は、上の子の心をしっかりと満たす魔法なのです。

3.「ダメ」と言わない

赤ちゃんを触ったり、寝ているところを起こしたり、上の子の行動に対して「ダメ」と言わないようにしましょう。ただし、危険が伴い注意が必要な時は、「ダメ」の一言で済ませるのではなく、なぜその行動をしてはいけないのか、その子の年齢に合わせた説明をきちんとします。
赤ちゃんが生まれると、今まで自分に集まっていた家族や周りの注目は赤ちゃんに移り、上の子の注目度は下がります。そこに「ダメ」という言葉を浴びせられると上の子は蚊帳の外の状態になってしまいます。

4.名前で呼ぶ

赤ちゃんが生まれると、呼び方が「おにいちゃん」「おねえちゃん」に変化することがあります。慣れてくればいいのですが、急に変化するととまどいやプレッシャーを与えてしまいます。今まで通りの名前で呼んであげましょう。
また、よく言ってしまいがちなのが「おにいちゃんになったんだから」「おねえちゃんでしょ」という言葉です。この言葉は、上の子にプレッシャーを与え過ぎたり、逆にやる気を下げるだけなのでこの言葉を今日から忘れましょう。

5.上の子と二人きりの時間を5分作る

1日のうちたった5分、上の子と二人きりの時間を作るだけで上の子は心が満たされます。その5分に有効なのが絵本を読むことです。お父さん、お母さんの膝の上に上の子を座らせて大好きな絵本を読んであげます。大好きな場所で大好きな人と二人きりの時間は、互いに幸せに満ち溢れています。大切なのは、時間の長さではなく質なのです。

6.まとめ

「赤ちゃん返り」は、上の子が成長していく中でとても大切なことです。しかし、全部を受け止めるほどの余裕がないのが現状です。

そんな時に使える魔法は5つです!!

1.赤ちゃんのお世話に上の子を巻き込む
 (おむつ替え、抱っこ、寝かしつけ)
2.授乳する時は上の子も誘う
3.「ダメ」と言わない
4.
名前で呼ぶ
5.
上の子と二人きりの時間を5分作る

赤ちゃんに集まる注目を上の子にも浴びさせて、上の子が今までと変わりない環境にいるようにしてあげることが大切だと思います。

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