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子どもが食べてくれない、悩むパパママに伝えたい言葉

こんにちは、
助産師のかおりです。

今回は、
ママからいただいたご相談に
お答えしていきたいと思います。

【相談内容】
子どもが
ごはんを食べてくれません。

体重が増えないことも心配しています。

「食べて」と言う言葉しか
口から出てきません。
食事の時間が辛くて
イライラしてしまいます。

このお話を聞いて
「分かるよ~」と多くのパパママが
うなずいているのではないでしょうか。

1.ママは子どもが心配

ごはんを食べてくれないと
栄養が不足して
ちゃんと成長できないのではないか…
体重が増えないと
発達は大丈夫なのか…

そんな不安が
ママの頭の中には浮かんできます。

ママにとって子どもは大切な存在

食べないことを心配するのは、
ママにとって子どもは大切な存在であり、
子どもを育てる責任感を
持っているからなのです。

食べることは生命の源です。
それができていないと
ママが心配してしまうのは
当然のことだと思います。

2.食べてくれない理由

子どもが食べてくれないのは
どうしてなのでしょうか?

「嫌いな食べ物がある…」
メニューの中に
苦手な食べ物があると
そればかりが気になり食事が進みません。

「お菓子を食べておなかがいっぱい…」
おやつの時間に
お菓子をたくさん食べて
夕食の時間になっても
お腹が空いていません。

「ごはんの時間が楽しくない…」
全部食べるようにパパママからの
プレッシャーがすごくて
食事の時間の雰囲気が楽しくありません。

「食べることに興味がない…」
ごはんよりも
絵本やおもちゃで遊びたいから
食べることには興味がありません。

こんな感じで
子どもにはいろんな理由があるのです。

3.ママに伝えたいこと

子どもが食べない理由が分かれば
解決できる場合もあります。

しかし、
そこばかりを探そうとすると
ママは精神的にものすごく疲れます。

大切なことは、

完食することを目指さないこと

ここを目指すと
ものすごいプレッシャーが子どもにかかり、
出来なかった時の落ち込みやストレスが
大きくなってしまいます。

おなかが空けば必ず食べる

食事に興味がない大人でも、
お腹が空けば食べます。

子どもも同じで、
お腹が空けばごはんを食べるんです。

1週間、
いや2~3日でいいです。
時間を30分と決めて
食事時間を見守ってみましょう。

時間が来たら、
食べてなくても片付けます。

ただし、
食べない場合におやつをあげる
などはしないでください。

もしも、
ほとんど食べなかったら、
おなかが空いて次の食事を
しっかりと食べるかもしれませんね。

お腹が空いて
食べるごはんはおいしいということも
知る機会になるかもしれないですね。

子育て、仕事の場面など
いろんな場面で感じたことが
あるかと思いますが、
肩の力を抜くと
上手くいくことってありませんか?

プレッシャーがなくなり
本来の力が発揮できるのでしょうね。

子育てをしていると
肩の力を抜いたほうが
スムーズにいくことを
私自身が幾度も体験してきました。

ぜひ、
深呼吸して肩の力を抜いて
お子さんと食事の時間を過ごしてみてください。



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