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生まれることは奇跡的なこと

数日前、
悲しいニュースを見ました。

キリンのサクラ 2日にわたる難産でお産中に死ぬ 静岡市・日本平動物園

お産は
母子にとって
本当に命がけの
大イベントなのです。

それは、
ヒトでも
動物でも生物はみな同じです。

現在は、
妊婦健診の時に
超音波で赤ちゃんの様子を
確認することが当然のように行われています。

しかし、
一昔前の超音波がない時代は
子宮内の赤ちゃんの様子を
確認する術がなかったのです。

逆子かどうかも分かりません。

陣痛が来て、
ちゃんと赤ちゃんが出てくるのか
トライするしかなかったのです。

初産の場合は
産道も狭くて通りにくいので
死産をする確率も高かったそうです。

このため、
超音波の発明は
産婦人科の世界に
大きな影響を与えました。

超音波により、
子宮内の赤ちゃんの体勢はどうか?
逆子でないか?
心臓の機能などに問題はないか?
など多くの情報を得ることができ、
安全な分娩方法を判断することが
できるようになりました。

今回の
キリンのお産は、
自然界の動物たちの中では
普通にあることなのかもしれません。

生まれるということの奇跡、
命がけで子どもを産む母の決意、
色んな事を改めて考えさせるニュースです。

このニュースを機に
動物の出産について
調べてみました。

獣医が
治療をすることはできるが、
助産に関しては
まだまだ触れられておらず
必要性が高まっている分野のようです。

助産師魂がメラメラと燃え、
動物の助産にも携われたらいいなと
思いを馳せる自分がいます。



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