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産後のママに言ってはいけないこと

出産した後、
涙がポロポロ出たり…
ちょっとしたことが気になったり…
そんな経験をしたママは
いらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、
産後のママについて
関わり方も含めて
お話していきたいと思います。

1.出産後の心の状況

出産後、
心のバランスをとるのは
とっても大変なのです。

ホルモンバランスが
整っていないことが原因なのですが、
初めての育児は不安だらけです。

目の前にいる
生まれたての我が子が
子宮の外の世界で生きていくために
ママは命がけで頑張るのです。

睡眠時間は細切れになり、
自分のことをする時間は減り、
赤ちゃんのことに全集中する日々は
本当に心が崩れそうになりながらも
崩れないように必死に耐えているのです。

『母は強し』
ということわざの通り
母は強くなっていくのですね。

2.産後のママは傷ついている

特に、
産後のママが気にしていることは
『授乳』です。

出産前は
胎盤を通して栄養を届けていました。
ママの意思ではなく
体が勝手に赤ちゃんに
栄養を届けてくれていました。

食べる内容に
気を付けてはいますが
どうやったら赤ちゃんに届けられるか
といったことを考える必要は
ありませんでしたね。

しかし、
出産後は、
赤ちゃんの栄養である母乳を
乳頭から飲ませてあげなければなりません。

つまり、
『授乳』ですね。

授乳は
人生で初めて経験するので、
慣れるまでが本当に大変
なのです。

上手に授乳できなければ
赤ちゃんに母乳を届けられなかったり、
乳頭に傷ができてしまったり…

出産という一大イベントを終え、
体の回復も完全にできていない状態で
授乳という試練に向き合っているのです。

「どうしたら
上手く飲ませられるのだろう」

ママの頭の中は
このことでいっぱいです。

そんな時に、
「上手く飲めていないんじゃない?」
「母乳が足りていないんじゃない?」

こんな言葉をかけられたら
どんな思いになるでしょうか?

周りの人が
赤ちゃんを心配して
かけた言葉だったとしても
ママを傷つける言葉にもなるのです。

悪気のない言葉でも
傷つけてしまうことがあるのです。

その言葉をかけられた後、
ママは布団の中で
1人で泣いているのです。

3.産後のママと関わる時に気を付けたいこと

このように、
産後のママの周りにいる人は
関わり方を気を付けなければなりません。

つまり、

言葉は慎重に選ぶ

普段は気にならない言葉も
産後はものすごく気になるのです。

産後のママはガラスのハート

繊細なハートを
子どもを守る責任感という
鎧をまとって強くなろうと
頑張っているママ。

そんなママの思いに
寄り添ってみてください。

どんな思いで
赤ちゃんを育てているのか?
授乳をしているのか?

そこに思いを馳せると
ママは安心して子育てができます。

そして、
慎重に言葉選びをする際の、
ポイントをお伝えしておきます。

①否定をしない

初めての経験を
試行錯誤で頑張っている最中です。
失敗しながら
ママは成長をしていくのです。
人間ですからね。

②プラスの言葉を選ぶ

褒められると
誰でも嬉しいものです。
「上手にできてるね」
ママをたくさん褒めて
自信につなげてあげましょう。

③ママの意見を聞く

ママは
どうしたいのか?
例えば授乳であれば、
できるだけ母乳でがんばりたいのか?
ミルクも使いたい場面があるのか?

ママの意見を聞いて
その思いに寄り添ってあげましょう。

第三者の意見も
時には必要な場合もありますが、
ママの意見を大切にしながら
情報提供する姿勢で意見を伝えましょう。

産後のママが
辛い思いをして
泣くことのないように
私は情報発信を続けていきたいと思います。


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