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【相談室】赤ちゃんの顔に湿疹ができてなかなか治りません

今日は、
お母さんからのご相談に
お答えしていきたいと思います。

《相談内容》
生後3週間
「赤ちゃんの顔に湿疹が
できてしまいました。
どんどん広がっている気がします。
赤ちゃんも痒そうにしています。
沐浴剤を使って毎日洗っているのですが…
どうしたらよいですか?」

生まれた時は
つるつるなお肌でしたが
ポツポツ湿疹ができ始め、
治るようにと毎日きれいに
洗っていたのですね。

生後2週間というと…
お母さんは、
まだ産後間もなく
傷の痛みに耐えながら
毎日寝不足になりながら
体力も回復していない状態です。

そんな中、
わが子のために
一生懸命頑張っておられたのだと思います。

1.乳児湿疹とは

赤ちゃんの
お肌トラブルの総称のことです。

具体的には…
新生児座瘡
脂漏性湿疹など
のことを言います。

どんな症状かと言うと、
顔や頭、耳たぶに赤いブツブツ
黄色いカサカサしたかさぶたができます。

湿疹の原因は、
生まれる前にお母さんから
胎盤を通して赤ちゃんに移行した
男性ホルモンが影響しています。

生後2週間くらいから
皮脂分泌が盛んになり湿疹ができます。
思春期のニキビのようなイメージです。

2.沐浴剤とは

沐浴剤とは
どんなものか知っていますか?

石鹸のような
泡を立てずに
沐浴ができます

洗い流しが要らないのです。

赤ちゃんの
デリケートな肌を

保護する効果があります。

さらに、
ベビーバスに
沐浴剤を入れて
その中に赤ちゃんを
浸からせるだけでいいのです。
簡単ですよね。

しかし、
汚れを洗浄する効果は
石鹸には及びません

3.どうやってお手入れしたらいい?

では、
乳児湿疹がみられる時、
どんなお手入れをしたら
いいのでしょうか?

それは、
分泌が盛んになった皮脂を
洗い流すことが必要になります。

ということは、

沐浴剤ではなく、石鹸で洗う

ことが大切になります。

沐浴剤は簡単なので
使うのはいいと思います。

ただ、
乳児湿疹がある時は
石鹸で洗う方がいいということです。

もう一つ大切なのは、

石鹸で洗った後は、しっかりと保湿する

石鹸で皮脂を洗い流した後
皮膚はとても乾燥しやすく、
乾燥した皮膚は
皮脂を分泌させて潤いを求めます。

石鹸で洗っていても
なかなか湿疹が良くならない場合、

沐浴以外のタイミングで、石鹸洗顔をする

朝起きた時など、
沐浴以外で石鹸洗顔する機会を
プラスします。

パパママも
思春期の頃を
思い出してください。
ニキビができた時、
1日に何回も洗顔しましたよね。

それと同じで考えてみましょう。

過去に、
乳児湿疹について
記事を書いています。

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読んでみてくださいね。





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