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タイASQ(隔離ホテル:ソラリア西鉄)

いよいよ明日出所となります。

やっとシャバの空気が吸える・・・・

最終日にASQ体験記を残そうと思います。


ASQとは15泊16日のタイ政府代替隔離検疫パッケージです。

これを予約しなければタイ入国の許可がおりません。

2週間以上も滞在するのですから、ストレスのない快適なホテルを選ばないといけません。タイ大使館には1月22日時点で25のホテルが掲載されています。

日本語が通じないホテルであれば、45,000バーツ(約16万円)くらいからあるようですが、日本語が通じるホテルですと概ね65,000バーツ(約227,000円)以上になるようです。


ここまでは調べればわかることなので、ここからは体験記を。

私が泊まったのはバンコクの中心部にあるアソーク駅直結のソラリア西鉄ホテルバンコクです。

福岡の西鉄が経営するホテルですので、主に日本人向けと思います。事前のメールでのやり取りは英語と日本語半分ずつといった感じでしたが、日本語オンリーでも大丈夫そうでした。

スタンダードで65,000バーツ、私はバスタブが欲しかったのでデラックスルーム(7,500バーツ)を予約しました。

部屋は一人にはとても広く、ベッドも横に寝られるくらい大きいです。

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ソファーとテーブル、ドレッサー的なデスクと大きな鏡、小型の冷蔵庫もあります。

バルコニーはありませんが大きな窓があり見晴らしも良いです。

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特によかったのはバスルームからの景色です。角部屋だったのでバスルームにも大きな窓がついていました。

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大理石と壁のタイルが素敵。自分の家もこんな広いバスルームだったらいいのにと思わざるを得ません。

備え付けのシャンプーとリンスとボディーソープがありますが、私は以前買ってあったタイのシャンプーを使っていたので良し悪しは不明です。

ちなみに、タイの有名なオーガニックシャンプーをジャケ買いしていましたが、全然泡立たず苦戦しています。香りはとてもいいんですが・・・

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ドライヤーは安心のパナソニックで風量も抜群です。私はロングヘアですが瞬時に乾きます。日本のより強力でチリチリにならないかと怖いくらいです。ウォッシュレットはTOTO、テレビもパナソニック、エアコンはダイキンととことん日本づくしです。

フロントとのやりとりは電話でもできますが、主にLINEで行います。日本語も通じますが、英語の方が即レスが来ます。


気になる食事について。

日系のホテルなので日本食が豊富と聞いてここに決めました。10月に夫が滞在した時もいろんなメニューがあるよと言っていたのですが、さらに増えているようです。

WEBでデリバリーの時間と食べたいものを入力し、全てお弁当で部屋の外に置かれます。


まずは朝食。

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こんな感じで時間を選べます。9:30〜10:00を選ぶとほぼ9:30に来ます。タイは時間にルーズ(おおらか?)と聞いていたのでびっくりしました。


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和食の朝食は悪くはないんですが初日に食べた納豆がどうも古い気がして・・・

結局マイセンの海老カツがお気に入りで食べていました。

変わりダネもありました。

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中華まんはカラフルで、ピリ辛ひき肉とノーマルひき肉とカスタードと紫のはココナッツミルク味の餡のような感じでした。タイ料理ってココナッツミルクを乱用しますよね。あ、これは中華まん。。。

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すごく中華シリーズ。

恐る恐る海老ワンタンスープを頼んでみたらとてもおいしかった!


ランチ&ディナー

ランチとディナーはさらにバラエティ豊かです。

まずは安心の和食。

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吉野家の牛丼までありました!普段食べないけど異国の地で食べると安定の味が胃袋に染み渡ります。

和食はホテルにレストラン「梅の花」が入っているのでそこで作っているみたいです。それ以外のメニューはデリバリーでした。


続いてタイ料理。

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タイ料理は、やっぱり本場。どれを食べても本当においしかったです!

ただ、ソーセージと玉ねぎの付け合わせがめちゃめちゃ辛い!味は美味しいのにとにかく辛い!

あと、ブラウンソース味チキンの写真の右上のデザートが、何かわからないけどクセになる味でした。ココナッツミルクの中に柔らかい芋羊羹が浮いてる感じ・・・(←全然美味しそうじゃない)


イタリアンも安定の味でした。

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なぜかイタリアンにはサラダとデザートが必ずついていて、満足度が高かったです。デリバリーなので冷めているのがやや残念ですが、そういった意味ではペンネがのびちゃわないので一番おいしかったです。


あとは、めちゃめちゃアメリカンな食事と対極のヘルシーなメニューも。

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このアメリカンシリーズが味はとっても美味しいのに冷めてるオブ冷めてる。

お店が遠いのかホットにこだわりがないのか。でもたまに食べたくなります。

あと私が注文した時はサラダボウルもあったのにメニューから忽然と姿を消していました。

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野菜不足の体に染みる。ドレッシングはジェノベーゼ味で下にブロッコリーとかぼちゃとキヌアが入っていて見た目を裏切る美味しさ!日本でも売れる味です。

ただかぼちゃスープはココナッツミルク味でなんとも言えない味でした。


そして混沌のチャイナ。

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もう何種類かありましたが全部茶色なので割愛。

この中ではかなりチャレンジングなシンガポールとかマレーシアの名物肉骨茶(バクテー)。漢方のような味で意外とハマりそうでした。

何でも食べてみたい私ですが、このチャイナシリーズにはほとんど手出しをしませんでした。


写真の編集が下手なので(なぜかiPhoneやってる・・・)いくつか端折ったメニューもあるので実際もう少し多くの種類があります。私は15泊16日毎食ほぼ違うものを食べられました。食べることしか楽しみがないので種類が多いのは嬉しいですよね。

また途中で朝食が重くなりフルーツとサラダだけもできますか?と聞いたらちゃんと持ってきてくれました。ありがたい。


検疫に関して。

毎日朝と夕方に部屋に検温をしに来ます。

5日目と12日目にPCR検査を受けます。

もし陽性なら連携しているサミティベート病院に入院するそうです。

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完全防備(ガスマスク?)のナースが、喉と鼻を綿棒でぐりぐり。とても痛い。

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このアクリル板は合理的。私たちはこの向こう側に立ちます。

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結果は次の日LINEで知らされます。

1回目の検査で陰性になれば7日目からルーフトップに出られます。

丸7日間缶詰状態だったので久々に外の空気を吸えるのは気持ちがいいです。

大気汚染で遠くが霞んでいますが、入国以来初めてちゃんと見るバンコクの景色。

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夕焼けも綺麗でしたよー。

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お掃除は、7日目、10日目、13日目に実施してくれます。

パジャマや水、トイレットペーパーなどのアメニティーはLINEで言えば持ってきてくれるし、タオルは廊下の机に出しておくと新しいものを置いておいてくれます。

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至れり尽くせり。外に出られない以外、不自由はありません。

日本のテレビも全局見られます!これが私にとっては大きかった。ただ2時間時差があるので夜早くテレビが終わっちゃいますが。

もちろんWi -Fiも完備ですので動画も見放題です。

張り切ってMac Book Airを買ってもらってこのnoteも書くことができています。

ランドリーは1日3着まで無料です。

差し入れも可能なので持ってきてくれる方がいれば助かりますね。

私は夫にサラダやおやつ、牛乳などを持ってきてもらいました。

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私的にホテルに持参したほうが良いと思うもの。

・フリーズドライの味噌汁(大抵冷めているので熱々が飲みたい)

・緑茶などのティーバッグ、カフェラテなどの粉末(基本的に水しか出ません)

・気分転換のどん兵衛(出汁を欲する時がきます)

・下着などを干す小さめのピンチハンガーと洗剤(ランドリーはありますが私は下着を出すのに抵抗があったので手洗いしました。袋に入れず手持ちでハンガーに吊るして届けてくれるので笑)

・ビタミン剤などのサプリ(食事が偏るので口内炎になりました)

・没頭できる本、ボールペン字などの学び系(とにかく暇です)

・ヘアオイル、ボディークリームなどの保湿系(部屋が乾燥しています)

・入浴剤(タイの水は臭いんです。香りの良いものをぜひ)

こんなところでしょうか。


お値段の差もあるしバルコニーがあるリバーサイドビューのホテルなどもあるようですが、私はこのホテルに不満はありませんでした。

強いて言えば・・・電子レンジが欲しいくらいかな。


なのでトータル的にこのソラリア西鉄ホテルバンコクは超おすすめです。


今後タイに来られる方の参考になれば嬉しいです。

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