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会報 もしおぐさ

ごきげんよう
9月も最後の1日になりました
早いもので あと15日ほどで
完全に退職です

うふふ

どうも ワタクシ です

行徳郷土文化懇話会に
ひょんなことから入会し
そろそろ3年目を終える

会自体は1979年(昭和54年)発足
産業や経済の発展だけに偏らせず
文化を伴って発展させたいと集まった皆様が
気軽に話し合い色んな企画を練り実行してきました

1981年(昭和59年)には
途絶えていた 行徳浦安観音札所巡りを復活させ
30年以上 毎年春に3日に分けて開催しています

3回スタッフとして歩いていますが
復活させることは容易ではなかったでしょうし
それを続けていることに会の歴史の長さを実感します

そんな中、昨年から途絶えていた会報が復刊しました

創刊号の発行は1989年(平成元年)
会報には行徳に関することなら何を書いても良い
そんな約束で生まれたそうです

第4号ができた後の発行は無い中
昨年初めに 会報を復活させたい!
そんな熱い思いの副会長の言葉に
昨年は諸々のイベントと同時進行で
会報の発行に追われたのです

とはいえ、ワタクシは
ただ ただ 自分のコラムを書いただけですが
全員分のコラムを集め チェックをし
印刷会社の手配などを引き受けてくれた
会報発行事務局の皆様に頭が上がりませんが

それでも昨年12月
第5号が出来上がってきたのです


この素晴らしい表紙の絵も会員が描いてくれた作品

第4号の発刊は1994年(平成6年)
約30年ぶりに第5号の発刊でした

行徳は江戸時代より前から塩作りをしており
その原料となる藻を 藻塩草 と呼んでいたとのこと

また 藤原定家の詠んだ和歌

来ぬ人を まつほの浦の夕なぎに
焼くや藻塩の身も こがれつつ

この和歌と塩の原料だった藻塩草

行徳らしい題名だなと思う

そして何よりも 新しいタイトルの文字も
創刊の時から使われている文字であること

書いてあるコラムはその時代ごと
異なるのだが、今読み返してみても
昔 実際に生活していた場面が
読むだけで目にうかぶ

何より 昔は 
江戸川(今では旧江戸川と呼ばれている)に
色んな家の娘さんや奥さんが落ちては
村の男衆たちに助け出されている描写が多く

それだけ江戸川が洗濯や川遊びなど
塩を運ぶだけのものではなく
生活の一部になっていたんだと実感もできる

もしおぐさは会員のコラム中心で作成していたが
今回 別冊 もしおぐさ(案)として
1年間の会の活動記録中心の会報を
新たに発刊することになった

発刊というものの製本するのではなく
広報紙のタイプになるのだが

今 会報を読むことで
当時の生活や行徳の移り変わりを実感できるが
会としてどんなことをしてきたのか
それを残すことも今後きっと振り返った時に
また新たな懇話ができるだろうと思うと
楽しみなのです

ちなみに・・・・

もしおぐさ 読んでみたいわ!
なんて思った皆様

まだまだ在庫はありますので
ご連絡いただくか

行徳ふれあい伝承館(元浅子神輿)
そして道路を渡ったお休みどころ
でも取り扱っています🎵
価格は500円 ワンコインです


サポート 大いに歓迎いたします ますます頑張ります🎵