おうち水泳をやってみて思ったこと~習い事と外注の落とし穴~
こんにちは、5歳の双子にかれこれ4年程おうち英語実践中のかおりです。皆さんお元気ですか?私は暑さと疲労で先週末寝込んでしまいました。
寝込んだ原因になったのが、おうち水泳でして、おうち水泳??ってなんだろうかと自分でも考えるのですが、自分の子に、親自ら水泳を教えたんですよ。1か月程。
うちの双子達は1歳7か月からベビースイミング(親と子が一緒に入ってちゃぷちゃぷするやつ)に通っていたのですが、その後2歳半からは先生に任せっきりで、いわゆる習い事という形で水泳のスキルはプロにお任せしていました。
小さい頃から習わせるんだから、さぞ水泳が得意になるだろうと思い描いていたのですが、双子の一人が全く進級しないこと早2年。。バタ足が進まないということに気づきました。いや、正確にはバタ足が前進しないことをあまり気にも留めず、スイミング自体を全く嫌がらないので深く考えずに月謝を納めていました。
はて、なんで前に進まないのか。
これに気づいたきっかけは、私が同じプールで実際にこの子のバタ足を目の当たりに下からでした。6月に私と双子でプール開放日に一緒に遊んだ際、進級しない子のバタ足の膝が陸上を走るような形で曲がっていました。
〇〇ちゃん、膝、曲がっているよ?それじゃ前に進まないよ?
その子は、え?膝?どこのこと??とピンと来ていない様子。
私はその子に、進級したいか、もう一人と同じコースに上がりたいか?今のコースが気に入っているのか?現状で問題ないかを確認したところ、テストに合格したい!上のコースに行きたいという返答を確認し、私がこの子を進級させようと決意したのでした。
私がやったこと
先生にできないポイント、足りないポイントを確認
仕事終わりに通える市民プールをリサーチして週2で通う
親子関係が悪くならない、遊びの範囲を超えないところでひたすらアドバイスを繰り返す
一人でバタ足をして膝を伸ばして泳げることを確認
先生に、この1か月特訓をして膝が伸ばせるようになったことを報告
上記の結果、進級できていなかった一人も無事テストに合格することができました。
今回のおうち水泳からの私の学びは
習い事(外注)というのは、マンツーマンでない、教える側のリソースが足りない、受ける側の理解不足などで、得られるメリットが無いにも関わらずだらだらと課金が続く恐れがある
習い事で一定レベルの上達を目指す場合には親のフォローが必要。(ただ、ベビーシッター、暇つぶしで考える場合は親のフォローは不要。)
自分の子が、指導者の指示を上手く理解できていない場合はある。小さい子は特に。
プールは家に無いので(笑)日常にトレーニングを組み込むにはコストがかかり過ぎる。非常に疲れるし、ちょっと嫌になる。
当たり前と言えば当たり前なんですが、習い事の指導者が、全員をオリンピック選手やプロの演奏者にしようと思っているわけではなく、その子の資質やレッスン時間、周りの子の状況など見ながら、決められたフローに沿ってレッスンを進めていると思うんです。
そして、もともと運動神経のいい子、要領のいい子、向上心のある子、負けず嫌いな子など色んな特性の子が才能を開花させたり、別のアングルから異常にパッションがあったり、財力やその分野のキャリアがある親が登場したりすると上達スピードは変わってきますよね、そりゃそうだ。
逆に、あまり特に親子共々水泳への情熱もなく、ぼんやりと通わせているような我が家の場合、だらだら不必要な時間と月謝がかかり、無意味な不合格通知を毎月もらって自尊心を傷つける羽目になるんですね、とほほ。
今回、私はこの子を合格に導けて良かったことは、この子の自尊心が高められたこと、これに尽きます。
「君はできる!絶対にできる!信じて頑張ろう」
を言い続けた1か月でした。そして、実際ほんのちょっとのサポートで、合格し、合格証書を手にした笑顔はかけがえのないものでした。え?なにかの大会で優勝したのかって?違う違う、バタ足の膝が伸びたよっていうだけなんですが。。
習い事や、何かの外注をさせるときは、もし上達や成果を求める場合にはある程度の親の介入は不可欠だなと思いました。もちろん、思い切って割り切って成果を全く求めないようにするのも一つですね。
おうち英語は、その点親が毎日関わるので、レベルも理解できるし、調整もできる、上達を間近で見られるのが良いよなぁとしみじみ感じました。
0歳~3歳くらいであれば、数冊の絵本と無料の動画や音源、語りかけなどお金もほとんどかからないし。絵本なんかは日常に溶け込むので、負担は本当に少ないです。競泳用のプールが家にある人にとっては、きっとおうち水泳も余裕なんだと思うのですが、そんな人っているのかな??
皆さんは、どんな習い事されていますか?そしてその習い事からどんな成果を求めていますか?是非お知らせください。
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