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日本語をどんな人に教えるか。

あけましておめでとうございます。お正月早々、地震があって、なんだか騒然としています。普通の日常が本当に大切なことだとあらためて、実感しています。少しでも、早く被災者の方々に平和な日常が戻りますように。

さて、私は、今年もオンライン教師として、頑張っていくつもりです。去年は、オンライン教師としては、自分でいうのもなんですが、飛躍できた一年だと思っています。生徒数も50人超えるほどになりました。
 これからオンライン日本語教師をしていこうという方に少しでも、役に立つ方法を公開していけたらとおもっています。

 さて、どんな人に日本語をおしえるのか、、、というタイトルですが、私は、オンラインで、教え始めた当初 実は、ちゃんとしたビジョンを持っていませんでした。トライアルレッスンでは、それぞれの生徒さんがもっている日本語の目的を聞くところからはじめていますが、今の私の生徒さんの7割が中級以上の方で、目的は、多岐にわかっています。
最初のころは、初級の生徒さんしか想定していなかったので、実際にトライアルレッスンでお会いしたときに、「え、もう話せるのに、どうして?」みたいな戸惑いがあったことを今でも、鮮明に覚えています。それどころか、初級者しか教えられないんで、、、みたいなことを言って、お断りしたことさえあります(笑)
 どんな生徒さんにも教えられた方がいい、のは、理想ですが、最初からは、無理ですよね。なので、その時の私がとった行動は、それはそれで、まちがっていなかったのかもとは思っています。
 初級者も子供もおしえてきましたが、私には中級以上の方とのレッスンが一番合っていると思っています。
 私が教えている生徒さんは、中国語を母語とする方がほとんどですが、私は、中国語は、まったくできません。英語に関しては、TOEIC700ぐらいで、日常会話ができる程度です。今まで、中国語を使って勉強してきた生徒さんが、満を持して、日本人から日本語を習うという形で私のところに来てくださる方が多いです。
 
 オンライン日本語教師として働こうとしているみなさん、ぜひ、自分の未来の生徒さんは、どんな生徒さんなのか、ぜひ、イメージをしてみてください。
 子どもに教えるのが、好きな人も、初級者に教えるのが得意な人もいると思います。
 私がイメージしている生徒さんは、中級以上で、日本人と日本語で話しをしようと思っている人です。また私は、敬語が得意なので、敬語も勉強したいとおもっている上級者の方をイメージしています。
 そのイメージの人が来てくれるようなプロフィールにしてあります。
どんな生徒さんにきてほしいか、を明確にイメージして、それにそって、プロフィールをつくり、教材を準備しておくことが絶対必要だと思っています。始めた当初は、月に、1,2万円そこから3,4万をオンラインの教師として稼いでいましたが、ビジョンを明確にしてからは、月30万円ほどオンライン教師として稼いでいます。
 そこに至るには、明確なビジョンを持つというのが一番大切だと痛感しています。

 一応私なりに考えたどんな人がどんなタイプの生徒さんを教えるのにむいているかというのはこんな感じです。

①初級者に教えるのに向いている方
 生徒さんの母語が話せる人。オンライン教師初級者。パソコンで素材を作ることができたり、PPTを作れたり、パソコン操作がある程度得意な方。

②こどもに教えるのが向いている方
 やさしい雰囲気がある子供好きな方。こどもを教える場合、こどものお母さんと話をしたりすることもあり、少し負担を感じることもあります。
ただ、子供のレッスンは、継続してもらえる、定期的に必ず予約をしてくれる、またレッスンの準備が楽というメリットもあります。

➂中級者に教えるのが向いている方
 会話を望む生徒さんが多いので、会話力やコミュニケーション能力がある人。聞き上手なタイプが向いています。

④上級者に教えるのが向いている方
 より高度な日本語を話したいと思っている生徒さんなので、敬語の知識は、不可欠です。また日本のビジネスマナーなどにも精通している方が向いています。

いかがですか?
ぜひ参考にしてみてください。
イメージしていることは、具現化していけます。
 
 

 

 

 

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