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中学受験 不合格その後③入学説明会

最後まで願っていた志望校の繰り上げは来ず、合格をいただいた学校の入学説明会に伺った。

繰り上げに望みをかけて、こんな時期まで諦めていないなんて、なんてバカなんだろうと思うけれど、2/1の試験後に新校舎から出てきた息子が「できた!受かったと思う!」と笑顔で言っていたのが忘れられなくて、最後までその言葉を信じて待っていた。

この週で繰り上げが来なければ、もうあきらめて次に進むために、お世話になる学校の入学説明会には笑顔で臨もうと思っていた…

入学説明会が始まったが、息子は講堂の椅子に足を組んで座り、態度が明らかに悪い。普段、あまりそういった態度をしない子なのに、明らかにこの学校に入学するのが不満だという態度でいるので、注意するものの、やる気が無いですと言わんばかりの態度…
こんな状態で入学するのは明らかに失礼で、もういっそ公立に行った方が良いのではないかと考えながら先生のお話を聞いていた。

事務的な話、学校生活の話は問題なかった。
ただ、最後に受験勉強を頑張ってきたことへの労いと中学受験はこれで区切りがついたので、4月からこの学校に6年間通うという覚悟を持って来て欲しいという話になった瞬間、涙が止まらなくなってしまった。
そう、本当に、本当にがんばってきたのに…

隣には息子が座っているので、気付かれてはいけないと思って、正面を向いてお話を聞きながら、泣いていた。
せっかくの入学説明会、いろいろ準備してくださったのに、なんて失礼なんだろうと思うけれど、やっぱり気持ちの整理がついていないみたい…

4月までに、気持ちの整理をするためにやらなければいけないことを、これからひとつずつやっていかないといけないと思う。
新学年がスタートしていて、不合格なのに来られても迷惑かもしれないけど、応援してくれた先生方にも報告に行かないと…
前を向かないとね。

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