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「妄想する頭 思考する手」を読んで

■非真面目なイノベーション:やりたいことをやる
5年、10年後に役に立ちそうなことを思い描いて、そのために足腰を鍛えていてもその将来的なビジョンはいつ消えるかわからない。ならば、自分が今「面白い」「やりたい」と思うことをクレーム化し、実行に移せるものは実行に移したほうがよい。
実現可能かどうかという判断を優先させていたら、妄想から始めるどころか妄想を抱いた瞬間に終わってしまう

■素材の良し悪しを知るために、あらすじを書いてみる
・課題は何?誰にとって必要?
・その課題はなぜ難しい?または、なぜ面白い?
・課題をどう解決する?
・その手法で解決できることをどう実証する?どう決着をつける?
・解決手法のもたらす効果は?さらなる発展の可能性は?

■好きなものが三つあると妄想の幅は広がる
「既知」×「既知」
「好き」×「好き」×「好き」
「既知」×「誰かの既知」

■失敗は自分が取り組んでいる課題の構造を明らかにするプロセス

■妄想は現時点の最先端から始まるわけではない。むしろ、現実の世界に対して違和感を抱くことから始まる。(ex.歌舞伎座のイヤホンガイド)

■キョトン:自分の妄想やアイディアが他人の価値軸とは違う価値軸の上にあることを示している

■妄想から生まれたアイディアを形にするには、とにかく手を動かして試してみることが大事

■自分のやりたいことが見つからない人は自分の中の「スカブラ(スカッとしてブラブラしている人)」を探してみるとよい。何の意味があるかわからない妄想を抱えていない人間は、たぶんひとりもいない。

妄想力や未来志向を深めたいと思っているときにこの本に出会ったこともあり、ビシビシ刺さる。しばらくは周囲の「キョトン」を楽しむ実験をしてみようと思った。

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