須田景凪 リスニングパーティー＠Stationhead 感想
一瞬「また直前になってからの参加型イベ！？ エイベックスも指定暴力団だったかァ～！」と大憤慨した。オンライン・イベントでした。安心だね。おエイベックス様の優良慈善団体ぶりをどっかの悪徳メガ・コーポレーションも見習っていればあんな惨事には……。
以前として投げ銭に徹底したスタンスを貫く須田景凪好感持てますね。おそらく税金対策だと考えられる。
新曲「エイプリル」のリリースを記念し、ラジオアプリ・Stationheadを介してのリスニングパーティー企画。
要は、新曲聴きながらリアタイで須田のイケボも堪能すっぺって事らしいです。私はついこの間も漢祭り・MAKE A BOOM #6-sparkle-のAWAラウンジに参加したんだけど、最近どこもかしこもリスニングパーリーピーポーし過ぎじゃありません？ 一回きりしか使わないアプリをダウンロードし、終了した途端派遣切りよろしくアンストする虚無を残りの人生であと何回経験するのだろう。僕は、何処に向かい、何処へ流れ着くのだろう。
そもそもStationheadにしろAWAにしろ、詳細すらよく分かってないのに推しが関わった瞬間んほぉ^～と鳴きながら脳死でダウンロードしてるのがまずい気もする。囲い屋に捕まり貧困ビジネスの片棒担がされる多重債務者ってこんな感じなのかな。
と思ったら須田景凪も「おれ自身もよく分かってないけど喋ったりします」とYawnでお漏らししてた。もしかして：事務所指導。多忙な中、オタの機嫌も取らねばならぬ推しに憂愁を感じずにはいられない。いつもありがとうございます。
以下、配信の内容でございます（ヲタクの記憶領域が100MB以下なので存在しない記憶があるかもしれませんが、大体の流れはこんな感じでした）
・予定の21:00になった瞬間、流れ出す「エイプリル」
・直後に須田景凪登場～。ラジオアプリなので映像はなく、声のみのご出演です。それは良いんだけど音 が 蚊 の た め 息 よ り ち い せ え ！ 最初無音かと思ってだいぶ焦った。くぐもり過ぎて殆ど海底からの配信なんだよな。
・「えー須田景凪です。今回は、新曲"エイプリル"のリリースを記念して、色々喋っていこうかなと思います」
「時間は大体15分、20分くらいかな。Stationheadは初めて使うので、覚束ないかもしれませんが、よろしくお願いします！」
・時折デスボイスになりながら挨拶をする須田氏。もしかして須田展開始まってる……？
・ファンが↑の猫ミームgifを貼る。「あ、gif画像貼れるんだ✨」と感銘を受けるすだすだ。その後も定期的にウサミミ生やした猫やウサミミ生やしたゴツいおじさんの画像などが貼られ、イン須田ライブ等よりも賑やかな雰囲気となった。須田の配信でウサミミおじさんのgif画は勇気ある気がするんだよね。
・「"エイプリル"を作ったのがメチャクチャ前だった気がしないでもないんですけど。この曲はdアニメストアのCMのために書き下ろした曲で。私はYouTubeでCMを観たんですけど、テレビではまだ観れてないんだよね」
「dアニメストアさんからお話をいただいた時、打ち合わせをしたんですが。未だに覚えているのが、この楽曲の二番の部分を…………」
「……？」
「声が小さい？ 聴こえてない……？」
・ここで漸く音声がｶﾞﾋﾞｶﾞﾋﾞな事に気付く須田。須田さんってオフィシャルの配信に限ってまともな配信環境整ってないのはなんで。ビジュもプロが撮ったやつより自宅で適当に撮った感ある自撮りの方が格好良い事よくあるし。「ちょっとスタッフさん呼びます♨」
・「CMで使う部分は一番にするか、二番を使うか話し合ったんですけど。色々考えて、両者とも二番が良いよねって事になった経緯がありますね、はい♨」
「……ちょっと、洟かんでいいですか？ 私も花粉がやばくて……」
「雨が降ったり降らなかったりしてさ。花粉がやば……ｽﾞﾎﾞｯ！（勢い）」
・ちなみにこの配信、事前にA.S.A.Bのインスタストーリーで質問を募っており、以降はピックアップした質問に答えていく流れとなった。
質問①『須田さんが春だと感じるのは？』
「そうね～～私も皆さんも言ってるけどさ、花粉だね。おれちっちゃい時は今より花粉症がやばくて、花粉で眠れないみたいな時がありましたね」
「あとはまぁ、今日もそうだったけど、雨降ってすぐやむみたいな天気だと春やねえ♨と思う」
「新生活とかそういう記憶もありますね。高校入る時とか大学入る時や、新しい人間関係に飛び込む機会が昔は多くあって。今もそうだけど、昔はもっとその感覚が強くてすげードキドキしてたね。皆さんも今日（4月1日）からそういう方もいらっしゃると思うけれど」
……（無言）
ﾝﾎﾞｫﾝ！（謎の音）
質問②『須田さんの曲は実体験から来ていますか？』
「そうです。完全な空想から曲を作ることはあまりなくて、どの曲にも実体験を7～8割程度入れてます」
「“エイプリル”に関しても、自分が春に対して思っていることというか。単純にキラキラした春じゃない、“自分から見た春”を描いています」
「……gif貼れるのマジ良いね♨」
質問③『“エイプリル”のイントロの優しい音色は何ですか？』
「イントロはね～。ギターと、あとバイオリンとヴィオラだったかな？ それと二胡ですね。中国系の楽器です」
「須田曲は結構二胡入ってるんじゃないかなぁ。ちょっと前の曲だけど“迷鳥”とか、あと“メロウ”とか“ラブシック”にもはいってますね。『Ghost Pop』の曲には結構入ってたりします」
質問④『東名阪ツアーを愉しむための心得を教えてください』
「特にないけど～今までのツアーよりも、ちょっと前の曲も漁ってみたりすると楽しいかもしれません」
「……あれ、音割れてる？」
「ハ、ハ、ハ……割れてる？」
「ちょ～っとお待ちくださいね」
「ハ、ハ、ハ……これって聴こえてます？」
「聴こえてないかもしんないな（苦笑）」
「また聴こえてなかったらスタッフさん呼ぼう～」
質問⑤「曲のタイトルはどのタイミングで付けますか？」
「作り終わってから一番最後に付ける事が多いですね。“エイプリル”もそうなんだけど、レコーディングが終わったタイミングで……タイトルの締め切りとかも持ってるんですけど、色々考えた中で一番しっくり来たのがこの“エイプリル”ってタイトルでしたね」
質問⑥「須田さんのモチベーションの保ち方教えてください」
「これね～。ほんと趣味が作曲とゲームしかないからね～。曲を作って、なんも浮かばなくなったらゲームしてって……ほんとにそれくらいしかない(笑)」
「あ、でもドライブするとテンション上がりますね。なにやってもダメな時はドライブ行って、一旦頭の中をからっぽにする、みたいな。この前も、観てくれたよ～って方もいらっしゃると思うんですけど、テレビ番組の中でドライブする機会をいただいて。あれ行けて良かったな～リフレッシュ出来ましたね♨」
「ゲームは今ね……マイクラみたいなやつがあるんだけど(笑) マイクラと恐竜の合いの子みたいなのをやってます♨」
質問⑦「エイプリルはいつ作り始めましたか？」
「去年の11月頃にお話をいただいて作り始めました。メ～ッチャ寒い時期に、春のことをひたすら考えながら作った思い出です♨」
「……あれ声こもってる？ ちょっと一回スタッフさんに聞いてみますね～」
（一瞬退場）
「少々お待ちくださいとのことだから、ちょっと待ってくださいね」
質問⑧「MBTIって何ですか？」
「これね～。おれもやってみたら、提唱者というのに当てはまったんですけど解説がメチャクチャ当たってて」
「なんか。例えば、“偽りのない人間関係が好きでしょ？“とか。“広く浅い人間関係が苦手で、メッチャ狭く深い人間関係が好きでしょ？“とか、当たり過ぎてましたね～。あと“お前はメッチャ内向的でしょ？“とか(笑) 大正解でした」
「誰かと何かをするんじゃなくて、一人で何かを黙々とするのが好きですね。やっぱり」
「相性の良いMBTIの相手は～……いたんだけど忘れちゃったなぁ、何かありましたね」
質問⑨「アーティストになろうとしたキッカケは？」
「おれはもう、いわゆるアーティストになろうとしてなったわけじゃなくて。ボカロPをやりたいな～と思って曲作ってるうちに歌う事も好きになって、セルフカバーとして自分の曲を歌ってるうちに、傍から見たらシンガーソングライターやアーティストと呼ばれる立ち位置にいたって感じですね。気付いたら結果的にそうなってたというか」
質問⑩「人生で一番初めて買ったCDは？」
「これはどっちかなんだけどね～。ポルノかORANGE RANGEなんですよ。ポルノのメリッサかORANGE RANGEのアルバムか、どっちかを親に買ってもらったと思います」
「CD買って車の中で親と一緒に聴いてた記憶がありますね～」
「あ、今ちょうどマイクが来たからこれで……」
「ハ、ハ、ハ。聴こえますかね？」
「フ、フ、、フーー。聴こえやすくなりました？ 多分大丈夫ですかね」
「あれ音楽爆音になってる？ 声また割れてる？ もしかしたらこれは電波の問題もあるかも」
質問⑪「一ヶ月休みもらえたらなにしますか？」
「一ヶ月かぁ～。そしたら旅行したいよね～旅行」
「……なんかやっぱり音おかしいよね？」
「スタッフさーん、スタッフ氏……（小声）」
「なんか“エイプリル“の音量がバカデカらしくて……」ﾎﾞﾌｩﾝ！（謎の音）
（「エイプリル」完全消滅、無音となる）
（と、同時にノイズがかっていた須田の声が一気にクリアになる）
「なんかアプリの仕様で音量が下げれないらしくて。音楽止めるか、流すかの二択しかないっぽい」
「あ、旅行ね。でも今の時期どこも、ね。北海道かな。一ヶ月くらい北海道でダラダラしたいよねぇ」
質問⑫「いつか海外ツアーしますか？」
「予定はないけどいつかしてみたいよね～。ワンマンじゃなくてもフェスとか出てみたいな、って感じでございます。この前スタッフともそういう話しててね。台湾！ 台湾良いよね～。あとアメリカ、中国とかしてみたいね。台湾と中国は、結構ボカロ文化が根付いてるらしいから興味あるな～」
「そういえば最近海外のサイトのインタビュー受けたり、あとこのアプリ自体が海外では主流らしくて。日本では最近入ってきたらしいんですけど、K-POPのアイドルの人とかがメインで使ってるって、さっきスタッフから聞いたな……」
「？」
「え、これもしかしておれの声ほとんど聴こえてなかった……？」
「あぁー⤵ まぁじかぁー⤵ ごめんね💦」
「おれがずっと“エイプリル“の後ろでもごもご喋ってたのね……⤵」
「えーじゃあ今までの質問もう一回全部応えていくんだけど……『須田さんが春だと感じるのは？』これは花粉でしょ、『曲は実体験から来てますか？』これは7割でしょ、『“エイプリル“のイントロの音は？』ギターとバイオリンとヴィオラと二胡でしょ（以下、質問復唱）」
（気を取り直して配信を続行する須田氏）
質問⑬「最近ハマってるものはありますか？」
「『ねずみの初恋』という漫画を最近読んでます。これがまぁ～よくて。ちょっと人を選ぶかもしれないけど、ぜひ読んでほしい」
「あ～海外ね～。どのくらいあっちではボカロとか普通なんだろうね？」
「えーそろそろ20分に入ったので締めに入りますけども」
（ツアー“Artless“のいち早プレリザーブが始まった宣伝を行う須田氏）
「バタバタしちゃいましたけどもこれで終わります。須田景凪でした～」
ま ぁ ～ だ ！ 君 は ！ 覚 え て い ま す か ぁ ～ ！ ！ ！ ！（クソデカエイプリル）
と、最後にファンの鼓膜を粉砕して終了したリスニングパーティー。
およそ25分中16分が「エイプリル」に遮られて聴き取り困難という清々しいほどの須田展開を魅せてくれました。アプリの操作性が壊滅的だったんすよね。ぶっちゃけバックグラウンド再生で「エイプリル」聴ける点以外に褒めるべき箇所がない。これを須田に強いたエイベックスはやっぱ指定暴力団なんじゃないかな（掌ｸﾙｯｸﾙ）
内容に関しては、既出情報から新情報まで盛りだくさんで聴き応えありましたね。
特に「ラブシック」に二胡の音が使われてる話でエッ！？ と驚いた。ラブシ君のBメロって何か優雅な趣あるよね^～と脳死で聴いてたんで全然気付かんかった。聴き返したらガッツリ鳴ってるじゃん。解像度72dpi以下なぼくの耳くんさぁ……。
あと、質問の復唱で「これは○○でしょ？ こっちは○○でしょ？」と一生懸命でしょでしょ言ってる須田が超可愛くて良かったです。
ただ、海外進出云々についてはちょっとどうかと思いましたね～。
今年の始め頃にも海外云々言ってたし、海外向けサイトのインタビューに立て続けに応えたり、最近頑張って布石打ってる感あるけど正直あまり応援出来ない。
めちゃくちゃ失礼な事言ってほんと申し訳なさ過ぎますが、今の須田さんって日本での知名度全然っすよね。地方の小箱も都心のzeppも埋めるのに四苦八苦してますよね。そんな有様で武道館だのたまアリだのすっとばして海外行って箱埋まるのか（フェスで海外リスナー沸かせられるのか）って感じするし、海外行く前にもっとやる事あるでしょとも思うんだよね。地方でのワンマン増やすとか、神山羊との対バンとか、あと神山羊との対バンとか神山羊との対バンとかね。
多分、須田さんは妖精だから「海外での景色を見てみたい✨色んな国の人に音楽届けたい✨」というピュアな想いから言ってて、埋めるとかそういうのは意識してないと思うが。でもそしたらなおさらもっと人気出るよう頑張んなきゃじゃね……？ せっかく海外行ったのに、フロアにいるのが大枚はたいて遠征してきたいつもの日本人ヲタだらけってオチは虚しくね……？ 海外で演る意味とは、って哲学の域じゃね……？
そもそも、わざわざ海外ユーザー向けのアプリ使ったのにコメ欄に日本人しかいない時点で【Stationheadとは？】という哲学が生まれた気がしないでもない。
ちょっと不安要素もあったけど、色んな意味で面白い配信でした。以上です！
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