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210503伝説環境から通常環境へ

どうも、ポケモン大好きオジさん、kaomojiです。

数ヶ月続いた伝説ポケモン1匹入れ環境が幕を閉じ
再び伝説なしの環境に戻りました(21年5月)。
伝説1匹だけとはいえ、この環境のもたらした情報は大きく
伝説なし環境で使用率トップを誇るポケモンたちは
特にシングルバトルでは固定化が進んでいます。

マイナーポケモン大好きで
マイナーポケモンを何とかして活躍させたい気持ちで
プレイを進めてきました。


実際マスターランクの入り口まではなんとかなるものの
そこから先、順位を上げていくとなると

強力なステータスと恵まれた特性/タイプのバランスに
どうしても”刺さらない”ポケモンを無理やり運用するのは
厳しいというのが正直なところです。


ガチガチのランクマッチ環境に身を投じているプレイヤーさんとしては

「パーティに1匹だけマイナーが混じっている」

というだけでも、なんだかすごいと評価をされますが

マイナー大好き人間としてはやっぱりそれでは満足できません。


まず、ガチパにマイナーが1匹だけ混じってても勝てる一つの理由が

やっぱり「初見殺し」なんです。
これは以前の記事にも全く同じ内容で記述しています。


流行して対策がわかってしまうと、特段怖いポケモンではなくなります。
なのでシーズン中ずっとはおそらく使い回せないですね。


「対策がわかってても仕切れない場面をつくりやすいポケモン」


とういのは、メジャーになります。

●きせきラッキー
●てんねん積みピクシー
●ポリゴン2
●サンダー

こいつらがわかりやすい例だと思います。

耐久値が高いため、
突破するために火力が必要になります。
その一定の火力に届くことができないポケモンでは
計算上急所を連続で引いたりなどがない限り
対処不能という形となるため、
対処できる数値に達しないポケモンを
パーティに採用できなくすることができます。

このように、分厚い壁がない・・・つまり
その立場になれないからやっぱりマイナーなのです。


そんなマイナー大好き人間は少数派かもしれませんが
どの世代でも一定数存在します。

実は対戦をしたことがないけれど、その理由は
大好きなポケモンは戦闘向きじゃないから・・・
というのを耳にしました。

何度かふんわりしたパーティ構築のお話を出しましたが

今回はよりふんわり感をなくした話にまとめたいと思いました。

というのも、伝説が構築に入っている環境では
マイナーの活躍どころが限られすぎていて、
具体的にXXすべき!とは語りづらかったんです。

しかし、改めてシーズン7環境
(伝説なし・実装ポケモンは全て利用可環境)
となったため、具体的に使用率の高いポケモンに合わせた
対策を練りやすくなりました。



-=-=-=-=-=-=-= シングルバトル編 =-=-=-=-=-=-=-

①環境を知ること。

マイナーポケモンの活躍の場面は人気ポケモンのソレの半分以下。
刺さる場面では刺さる。それ以外での汎用性は皆無と思ってください。

必要なのは
●対戦中、刺さる場面を作るように誘導する
●無理なもんは無理ということで、祈りプレイも必要
という点です。

特に、「誘導」は大切な要素です。

現環境では

サンダー/ミミッキュ/ドラパルト/ガブリアス/ポリゴン2
ランドロス/カプレヒレ/ウーラオス/ウオノラゴン/ラグラージ
ナットレイ/ゴリランダー

といったポケモンが人気ですね。

実はこれらのポケモンで
すでにぐるぐるとタイプ相性を回しているのはお分かりでしょうか。

ドラパルト/ガブリアス/カイリュー/ウオノラゴン
これらは高耐久はがねタイプやフェアリータイプでもない限り
超火力を上から叩きつけることができます。
並みのポケモンや特性によるダメージ軽減やダメージ無効化がなければ、おそらく後出しで耐え、次のターンで処理はできません。

そう、今の環境では

★弱点が少なく
★超火力をも耐える恵まれた耐久値があり
★2耐えのあと間に合う再生技をもっている

この3点を成立させない限り、「受け」ができないため
上から超火力で叩くことが最大の勝ち筋という闇があります。

上記3点が成立されているポケモンは
●きせきラッキー
●ポリゴン2
●てんねんピクシー
●ドヒドイデ
●クレセリア
が人気どころでしょうか。
これらは超火力相手も含めて弱点以外では突破を許さず
回復技を利用することで、相手の高火力わざのPP枯渇を狙えたり
長時間バトルによる疲弊/プレミを誘いやすいのもポイントです。

アタッカーにもなりうるものの耐久値もそれなりにあり
弱点を安易に突かれなければ
●サンダー
●ボーマンダ
なども耐久に向いています。
「はねやすめ」は飛弱点を一時的に打ち消す効果があり
共にすばやさ種族値も十分あるため、
低速アタッカーポケモンでの突破が非常に難しくなります。

また、サイクル耐久補助という側面では
●ランドロス
●カバルドン
●ナットレイ
●ラグラージ
●ラプラス
が該当します。
これらは高火力相手には突破を許すものの
ステルスロックや壁貼り・やどりぎ・あくびなどで
起点づくりの仕事を任されます。

改めて見ると、弱点を突かれない限り
基本的に突破される要素が見えないというのが
非常に強いところです。

口で言うのは簡単ですが

要するに


これらメジャーどころを処理できるポケモンを
選出できれば、勝てるわけです。


②マイナーポケモンを見直す

ここでマイナーと比較すると
サンダーと同じタイプのエモンガ。
特性でんきエンジンやアンコールから
でんき技への強い圧力にはなるものの、
弱点である岩・氷以外の技でもあっという間に倒されてしまいます。

ポリゴン2やラッキーと同じノーマルタイプで
耐久寄りのタブンネですが、きせきのような耐久上昇がないため
同じような耐久戦はできません。
ミルタンクもあついしぼうミルク飲みこそありますが
耐久上昇に乏しく、苦しいです。

このようにメジャーと同じ万能な仕事をできるポケモンは
ほとんどシミュレートできないのが悔しいところです。


しかし、

火力だけなら十分にあり、
ダイマックスさえされなければ半減でも突破できる鬼火力をもつ

●珠ちからずくヒヒダルマ

てっぺきさえ積めれば物理アタッカーは止めれる

●ボディプレスじゃくほレジロック

てきおうりょくはたき/クラブハンマー/アクジェの超火力

●タスキ竜舞/耐久剣舞シザリガー

など、尖れるところには尖れるマイナーもまた存在しています。

大切なのは上から超火力を押し付けること。
受けて反撃に繋げられるポケモンは少ないので。


とはいえ、全部対面処理ができるほど甘くありません。


どうしても数字が足りない以上、ごり押し対決では負けてしまいます。


そこで用意するのが絡め手です。


ダイマックスされると解除されてしまうものの

アンコール/かなしばりなどの補助技は
場面によって非常に強力な効果を持ちます。
相手にダイマックスをするしないを悩ませ
望まないダイマックスを吐き出させる効果があるとも考えられます。

これを「誘導」と言います。


パーティを見た際、XXにダイマされたら勝てない

というのが見えた際、
XXにダイマをさせないような展開を作らなければなりません。


これの根本の考え方はみなさん十分ご存知
●タイプ相性によるストップ
●特性によるストップ
●わざによるストップ

です。

タイプは電気に対して地面
龍に対して妖など、そのまんまですね。

特性によるストップについては
よびみず/ちょすい/ひらいしん/もらいび/そうしょくなどの
無効化を筆頭に
いかく/かちき/まけんきなどのステータス変動を活用したり
てんねん/マジックガードなどの特定効果への防御
ひでり/あめふらしなどの天候操作による技威力の変化と
すばやさの操作など幅広くあります。
というかこれがマイナー利用時の軸ですね。

わざによるストップは
先述のアンコール/かなしばり/すてゼリフ/コットンガード
などが該当します。

③組み方

好きなポケモンは飾りで入れます。

実はこれ、とても重要で
好きなポケモンを絶対選出して絶対活躍させるというのは
正直無理です。

マイナー構築ではやりたい要素No1ですが
マイナー構築で勝つためにはやってはいけないNo1です。

勝つためには環境TOP30をメタりましょう。
話はそれからです。

とはいっても全部メタは無理です。
絶対的に多い組み合わせを突破できる形に仕上げましょう。



サンダーを突破してその先も。

サンダーの弱点は氷と岩のみです。
弱点以外では突破が難しく
耐久サンダーもアタッカーサンダーもいるため
非常に読みづらいのが特徴です。

サンダーに抵抗するために必要なのが
●サンダーより早く超火力を押し付ける
●でんき/ひこう/ほのお というサンダーメインウェポンへ
耐久性能がある。

という2点。

例えばルガルガンなら、でんきこそ等倍だが、ひこう/ほのおへの抵抗がありサンダーより高いすばやさ種族値をもち、一致弱点技を使うことができる。

例えばアイアントなら、ほのお4倍弱点故に、ほのお技を持つポケモンをおびき出しやすい。しかし、高いすばやさと特性はりきりによる超火力で、大マックスを活用すれば「やられる前にやる」を実践できる。

例えばユキメノコなら、高いすばやさからあえて耐久を下げ、みちづれを使って無理やりもっていける。

例えばギャラドスにサンダーを出させてから10万ボルトをエモンガやエレキブルで吸い取ってアンコールやみがわりで起点をつくる

などがマイナー式のサンダーメタ一例となる。


このような形で、メタメタを組み合わせていくのが重要です。


最後に、活躍できそうなら出すということで
好きなポケモンを入れ込めば完了です。

筆者kaomojiの場合、エルフーンとデデンネが愛ポケなので
割とメジャーどころ。恐縮ですが活躍チャンスは多くあります。

準伝説やUBが実装されていない初期の初期のガラルでは
十分活躍していたジュラルドンなども、見直せば
まだまだ活躍チャンスは残っていると思います。

マイナーで勝ち、ドヤ顔を決められるように、
マイナーファンの皆さんを応援したいところです。



じゃ!!!

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