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SNS

写真:海と空の界が見えないほど一体で、同時に明らかに二つだった昨日の美しい風景


ソーシャル・ネットワーク・サービスって

どうそれらと付き合ったらよいかな?

というのは、常に頭の隅にいつもあります


仕事柄それらを使うことにはメリットがありますし

また使わないわけにもいかないのが現状です


それらに悩まされるほど

不都合を感じたことはないですが

気がついたら膨大な時間が注ぎ込まれてた

というのは避けたいなと思います


一方で目を通しておきたい

時間をかけて読みたいと思うような

記事もたまにシェアされていたりしますし

また、人が何に興味をもち

どういう考え方に共感を

あるいは反感をもつのかということも

ざ~っと目を通すだけで

時に明確に、時にうっすらと見えるので

そうしたことから

自分の意見と対比させたり

自分の立ち位置を再確認したりすることにもつながって

それもおもしろい


ざ~っと目を通すだけ


なのに

意外と時間とってたりするので

そこは極力さらっとを心がけるようにしています


私が発信するものも

私自身の価値観を反映しますし

仕事の内容であれば

誰に届きたいのか

何を伝えたいのか

何を大切にしているのかということも含め

意図しても、また意図しなくても

時には強く明確に

また時にはにじみでるように包まれて

メッセージを発信しているだろうと思います


もちろん

発信しないということもまた

その価値観や姿勢を断片として表わしています


写真を含め

添えられた文面や意見は

読む人が

自分の視点や価値・世界観からそれを受け止めるので

自分が意図したものとは違う形で

理解されたり、受け取られることがあるということも

おぼえておく必要があるなと思います


SNSは便利ですし

ある特定のイメージを構築するには

手っ取り早くまた効果的であろうと思います


同時に

それは内容を伴わないイメージだけかもしれないです


あるいは

自分が見たいものをそこに見てしまう

ということもありますね


ビジネスでの告知ということを別にすると

私自身は

私の好奇心を掻き立てるものを

私が感動したり美しいと感じるものが描かれたもの

私が興味をひかれるものに絞って

断片を収拾するのにSNSを使いますが

もちろん断片なので

そうしたものでは、ほとんど

どこにもたどり着かないです


掘り下げたいと思ったら

より専門性を求めて探る必要があります


それらは大概

SNSのレベルでは手に入らない、と私は思っています

どれほど

詳細に書いてあっても

一見、説得力あるようにみえても


それぞれに特徴があり

またジェネレーションも関係して

使い方も様々で

どのようにこれを使うと効果的ですよ

といった指南書みたいなものや

アドバイス的なものもたくさん出回っているようですが

あんまり鵜呑みにしないのがいいだろうと思います


SNSの世界は現実ではない


というか

あるとても限られた一部を切り取ったもの


あるいは

断片がもたらす幾つもの仮想世界


そのことが、その状況が、その人が

見えたような気にもなりますが

実際のところは


ほとんど何も見えてはいないです


自分が発信するものも

自分の目に止まるものも


もちろん私自身も例外でない


そのことは頭の隅に置いておきたいです

その上で

SNSとうまくつきあいたいなぁと思います


OM


※ 2018年12月に書いたものを移転しました