Amazonで1万円以下で買えるちょっとマイナーな歪みエフェクター
歪み系エフェクターはギタリストの音作りにおいて重要な役割を果たしますが、その種類や特徴はさまざまです。今回は、特にコストパフォーマンスとサウンドのバリエーションで人気を集めるFender Hammertone™ OverdriveとJOYO R-11 BAATSINの2機種をピックアップし、音の印象やどんなプレイヤーにおすすめかを詳しく解説します!
1. Fender Hammertone™ Overdrive
Hammertone™ Overdriveは、伝統的なオーバードライブサウンドを手軽に再現できるFenderのエフェクターです。ブルースやクラシックロックに特化したサウンドが魅力で、温かみのある音質が特徴です。
音の印象
Hammertone™ Overdriveの音は、ヴィンテージアンプを意識したナチュラルな歪みが特徴です。クリアで温かみがありつつ、しっかりとしたサチュレーションが加わり、適度にドライブ感を楽しめます。音の立ち上がりも良く、低ゲインで使っても弾き手のニュアンスがそのまま伝わるため、ギターの個性やピッキングの表情が出しやすいエフェクターです。
例えば、以下のようなシーンで活躍します。
コードプレイ:厚みがありつつもクリアな響きが維持されるため、コードを弾くときに音が混ざりすぎず、立体感が保たれます。特にクランチサウンドでのリズムプレイに向いています。
ソロパート:ゲインを上げすぎずに軽くドライブさせることで、温かく太い音でソロを際立たせることができます。歌心のあるフレーズを弾きたいときにぴったりです。
こんな人におすすめ
クラシックロックやブルースを愛するギタリスト
Hammertone™ Overdriveは、ブルースや70年代ロックのような、ナチュラルで豊かな歪みを必要とするジャンルに最適です。往年のヴィンテージトーンを追求したい方におすすめです。ピッキングのニュアンスを活かしたい方
音の立ち上がりが良く、ピッキングの強弱で音の表情が大きく変わるため、手元の操作で音色を調整したいギタリストに向いています。プレイアビリティを活かしたい中級者や上級者には特におすすめです。直感的な操作で音作りをしたい方
シンプルな3つのノブだけで音作りができるため、細かい設定が苦手な方や、ライブやリハーサルでサッと音を決めたいギタリストにも向いています。
JOYO R-11 BAATSIN
JOYO R-11 BAATSINは、8つの異なるオーバードライブモードを搭載した多機能エフェクターです。それぞれのモードが異なるキャラクターを持っており、プレイヤーは多彩なサウンドを1台で楽しむことができます。クラシックからモダンまで幅広いジャンルに対応するため、さまざまなサウンドメイクを試してみたい方にとって理想的な一台です。
BAATSINの各モードの特徴
1.T OD = チューブドライブ系の中音域にコシのある図太いドライブサウンドです。
2.Sweety = Sweet Baby Overdriveの様なダイナミックでクリーンなローゲインサウンドです。
3.B.BOOST = ナチュラルなブースト&オーバードライブでチューブアンプにちょっとしたうねりを与えます
4.T808 = TS808系のクラシックヴィンテージ系のオーバードライブです。
5.OverDrive1 = ブルーススプリングスティーンズのあだ名になっています。通常のODよりも太くケインを上げた際にはディトーションになります。
6.Crunchy = 大型ブリティッシュアンプから放たれる力強いクランチサウンドです。
7.Rioter = 100ワットの大型アンプで出すようなハイゲインディストーションです
8.OC Drive = 誰も夢中になるJOYOの究極の歪みです。
いわゆる様々な名機をベースにしており、デジタルモデリングかと思いきや内部はアナログ回路。デジタルの歪みが嫌いという人にもおすすめです。
こんな人におすすめ
幅広いジャンルで音を使い分けたい方
BAATSINの8モードにより、ブルースからロック、メタルまで幅広いジャンルに対応可能。1台でさまざまなサウンドキャラクターを試したいギタリストにおすすめです。コストを抑えて多機能を楽しみたい初心者
各モードごとに異なる歪みが得られるため、エフェクター選びで迷っている方や、予算を抑えつつ音作りの幅を広げたい初心者にぴったりです。ライブやリハーサルでシンプルにセッティングしたい方
1台で複数のドライブが使えるため、ペダルボードのスペースを節約したい方や、リハーサルでいろいろなサウンドを試したい方にも理想的です。
JOYO R-11 BAATSINは、サウンドバリエーション豊富な一台で、コストパフォーマンスに優れたオーバードライブエフェクターです。幅広いジャンルに対応し、これからさまざまなエフェクターを試してみたい方や、音作りを深めたい方に最適なエフェクターといえるでしょう。
まとめ
Fender Hammertone™ Overdriveは、シンプルながら奥深いヴィンテージトーンが楽しめ、プレイヤーのタッチを活かしたい方にぴったり。一方、JOYO R-11 BAATSINは、ジャンルを問わず多様なサウンドを求める方におすすめで、コスパも良く、これから音作りの幅を広げていきたい初心者にも最適です。
どちらも個性豊かで魅力的なエフェクターです。自分の演奏スタイルや音楽ジャンルに合わせて、ぜひベストな一台を選んでみてください!
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