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【KOD】空間装飾・ディスプレイ

こんにちは、ROUTE06デザイナーのkaoriです。
先月末の蒸し暑い夜に、弊社主催のデザイナー同士のバトルイベント、KNOCK OUT DESIGNを開催しました。

イベントの詳しい概要に関してはDesign Managerクマノさん(🐻 @ayumico)の記事「KNOCK OUT DESIGN (KOD) #1 開催レポート」をご参照ください。

本記事では、てくさん(⚡@im_not_tech)デザインのメインロゴ•クリエイティブ「【KOD】のデザイン」から展開したグッズや空間に関してご紹介したいと思います。


KNOCK OUT DESIGN?

Knock Out Design(略称: KOD)は今を活躍するデザイナーたちが腕をかけて行うデザインバトルイベントです。記念すべき第1回目はクローズドに6月末に渋谷で行われ、ゲストの皆様に好評なお声をいただきながら幕を閉じました。お越しいただいた方々、本当にありがとうございました。

“Knock out by design”- 「デザインでノックアウトする」というコンセプトを元に命名され、参戦者たちがセコンドのデザイナーと一緒にリングに上がり、制限時間内にデザイン課題を解決、その成果をプレゼンテーションして競い合うゲームです。プレゼンテーションには、デザインの説明やプロセス、アイディアの提案などデザイナーが常に行なっている全てが含まれます。審査員はデザインの成果物やプロセスやプレゼンテーションを総合的に評価し、最終的に勝者を決めるという形式です。ふらっと遊びに来たゲストが審査員として参加できることも魅力のひとつです。もちろん、飛び入りバトルも歓迎しています!

GOAL - 目指したもの

コンセプトやメインクリエイティブなどは他のデザイナーがしっかり固めてくれていたため、私はそれをより一歩進化させるようなサポート全般を担当しました。
多くのデザインイベントは登壇や交流がメインであり、私のような人見知りは第一声をためらうことがほとんどです。入口のクリエイティブから空間に至る世界観を統一させ、メインコンテンツと一緒にイベント参加から帰り道までWowを散りばめることを意識しました。参戦しなくても楽しめる仕掛けや、ひとりでいる気まずさを感じなかったり、少しでも多くの人がほんのちょっとでも楽しめるようなイベントになっていたら幸いです。
また、主催したROUTE06がデザインにこだわっていることを発信するためにも、物理的にも心理的にも"いいな"を持ち帰ってもらうことを念頭に展開していきました。

来てくれたゲストの日常にわたしたちROUTE06が電気のスイッチのように生活に溶け込み、無意識に活用できるものが提供できるように意識しました。(私の尊敬する先輩がお薦めしてくれたCalm Technologyからの引用です)

WORKS - 担当したもの

コンセプトに添い、ブレイキンバトルやラップバトルのような技量を見せ合い戦うストリート感を頭に置きながら進めていきました。

会場

上記のコンセプトから噛み砕きストリート感がありそうな場所で、クローズドイベントなのも決まっていたので少し特別感のある空間を渋谷をはじめとした都内周辺で探しました。(渋谷の目星をつけていた箱があらかたクローズしている/開催時期にはクローズしていて難航しました、、、)

  • 駅から15分くらい

  • 大きめのプロジェクターがあること

  • DJができること

  • お食事が美味しいこと、またはケータリング可能な場所

  • 会場のレイアウト変更が可能なこと

この辺の条件をもとにいくつか候補を経て、初回なこともあり入りやすさのあるカジュアルで温かみのある場所にしようということになり今回はtrias diningさんのご協力をいただき、開催することができました。(他の会場様でご相談の時間いただいた方々本当にありがとうございました…!!)
私は偵察でお昼時にこちらにお邪魔したのですが、居心地も良く、ドリンクもフードも美味しくて、代表の渡邊さまをはじめ、スタッフさんのホスピタリティも素敵なお店なのでぜひ足を運んでみてください。

イベントがこなれてきたらやりたいな〜という場所もあるので、また提案してみようと思っています!!

グッズ

参加してくださったゲストが楽しかったコンテンツの雰囲気をそのまま持ち帰ってもらえるように、イベントコンセプトに沿いつつも、企業の主張をし過ぎず、日々使いやすいデザイナーならではのものを目指しました。
お仕事帰りにふらっと遊びにきて持ち帰りやすいサイズのマルシェバッグ、マフラータオル、オリジナルのバッジ。
ROUTE06は初期から懇意にしてもらっているOEM会社の担当の方がいるので、やりたいことを固めて詳細を相談に行くことが多いです。受け取るユーザーの持って欲しい感情や体験を共有しながら素材やディテールを決定していきます。

共催Ubieさんとのイベント限定配布バッジも、グラフィティっぽく作ったので激レアです
バウンディングボックスのあしらいは親近感あるはず・・・!
こうやってゆるっと持つの可愛いよね


スタッフが全員着用していて、バトル参加者にお渡ししていたバトルシャツはかっこよさに全振りしました。シルク印刷にしたので、剥がれてしまうチープさがでないようにこだわりました。

初案のbackスタイルは2パターン出し

シーズンレスに使用できて、自分好みにカスタマイズ/コーディネートが組めるような白いシャツを選びました(Tシャツは夏ものだし、着替えも発生するので今回は使い勝手が悪いなと辞めました)。
あしらったディテールに関しては、バトルというテーマからあらゆるところにパンチラインになりそうな言葉を散りばめています。ぜひお手元にグッズがある方は、気になるワードを調べてみてくださいね。
既に自身の好きなバッジをつけている方もいましたが回を重ねて参加してくれている方々のシャツが、今後思い思いの自分らしい一枚に昇華していくと楽しいなあと思っています。

明るめ髪色ショートスタイルが夏っぽくて良いです
これだけ余白ある白シャツだとペイントしたくなります

空間装飾

イベントスペースではない会場だったので、その良いところを邪魔せずにイベント感が出るように色々思案しました。大きく制作したのは段ボールとカップケーキです。カップケーキ案はDMのクマノさんがアシストしてくれ、私はどう会場に配置するかを考えました。カップケーキはROLA'S CUPCAKE原宿店さんにお願いしました!

せっかくステッカーなどのグラフィックの小道具があるので、それを活かしながらクリエイティブが映えるようにアクリルボードの上に置くようなイメージにしました。フードがボードの上に可愛く置けるし、ステッカーも汚れないのでおすすめです。ついでに翌月のイベントにも使用できたので使い勝手★★★です。

最後のレイアウトはインターンズが調整してくださいました
みなさん召し上がれましたでしょうか?私は次の日に残りを美味しくいただきました

段ボールでの装飾はいくつかデザインイベントに伺った際に良いアイディアだなと思って真似させてもらいました。畳めば次のイベントにも持続的に使用できるし、種類を作らなくても角度を変えれば表情も変わるのが良いなと思っています。
ベースのクリエイティブがしっかりしていたので、ここでも展開がしやすくてよかったです。

木調の内装とシンプルカラーのカラフルさがマッチしててひと安心

カメラマンもいつもはナチュラルな雰囲気で被写体の魅力をグッと引き出してくれる大竹さんにお願いしたのですが、今回はかっこいいストリート感のあるスナップを撮って欲しい〜〜と無茶振りしました。上がってきたカットがどれも素晴らしくてセレクトするのが大変でした、、いつもありがとうございます!

こうして様々なジャンルのクリエイターたちのアウトプットが重なることで、全体のクオリティアップにお力添えいただいています。

LOOKBACK - 振り返りと反省

言い訳にもなりませんが他に担当で持っていたイベント準備やプロジェクトが佳境だったこともあり、細やかに確認をしなかったことで前週末に全てグッズが納品できないかもしれないトラブルに見舞われ一人でてんやわんやしていました、、(中国生産していたものもあり本当にヒヤヒヤしました…担当者さんの腕の見せ所でなんとかなりました)
スケジュールにバッファを持つことだったり、時間がない時ほど丁寧にすり合わせが必要なのは通常業務も含めて改めて大事なことだと身に染みました。
また、担当している物理的な制作に気を取られすぎていて実際のオペレーションが甘く、ゲストの皆さんに少し動きにくさを感じさせてしまった部分も多くあったと思います。温かい皆様の心遣いでなんとか終幕できた第一回目でした。重ねて御礼申し上げます、ありがとうございました!
第二回以降では皆様の声や社内フィードバックをもとにより良いアップデートを重ねてカムバさせてもらえたらと思いますのでお楽しみに

IORIさん、素敵なプレイリストもありがとうございました!

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